【ボア・ストローク考察】ショートストロークとロングストローク、なぜ色々あるのか?

エンジンの性格を決める方法は、さまざまあるが、その中で結構重要な項目のひとつがボア・ストロークだ。ご存知のように、エンジンの内部ではピストンが上下運動して燃焼爆発を繰り返し、その力がクランク→トランスミッションを経由して、チェーンやシャフト駆動で後輪を回転させる。

そして、エンジンの内部で動いているピストンが、どれくらいの大きさ(=ボア:ピストンの直径でもあり、エンジンシリンダーの内径でもある)で、どれくらいの距離を上下運動(=ストローク:エンジン内部のピストンが一番上にあるときと一番下にあるときの距離)しているかを表すのが、エンジンのボア・ストロークだ。

ボア・ストロークにはショート型とロング型、スクエア型がある。スクエアとは、ボアとストロークが同じ数値であるタイプで、現行車ではゴールドウイングツアー(73×73mm:水平対向6気筒)、近似値のものではレブル500(67×66.8mm:並列2気筒)などがある。往年の名車ではカワサキのZ1(900Super4:66×66mm:並列4気筒)、ヤマハの2ストモデルRZ250(54×54mm:並列2気筒)などがスクエア・ストロークである。

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情報提供元 [ モーサイ powered by Motorcyclist ]

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コメント一覧
  1. 燃費の良いバイクは大抵燃料タンクが小さくて困る より:

    SRV250とかに載ってたヤマハの空冷Vツインの方がカブよりロングストロークだったのか
    そりゃ燃費賀良いはずだわ

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