2025年5月4日(日)、3回目の開催となる「ROYAL ENFIELD MEET in HSR九州」が、HSR九州(熊本県)で開催された。九州はもちろん、遠くは北海道からの参加も!ファンミーティング、レース観戦、パレードラン、九州初上陸となったニューモデルなど、たくさんのコンテンツを楽しんだ。

「鉄馬」併催イベント「ROYAL ENFIELD MEET in HSR九州」

40台ほどのロイヤルエンフィールドがHSR九州のサーキットコースを走る姿は圧巻だった。筆者(小川勤)は、コンチネンタルGT650のレーサーで先導をしながら、みんながロイヤルエンフィールドを駆るその姿を楽しませていただいた。この光景が見られたのは、5月4日(日)に開催された「鉄馬 with βTITANIUM 合戦の日」というイベントレースのお昼休み。

ロイヤルエンフィールドのコンチネンタルGT650は、2023年から「鉄馬」に参戦。参戦初年度から「ROYAL ENFIELD MEET in HSR九州」を同時開催し、3回目となる今年は過去最多となるロイヤルエンフィールドオーナーが集結。僕は、コンチネンタルGT650レーサーで「鉄馬」に参戦しつつ、毎年多くのファンとの交流をとても楽しみにしている。

「鉄馬」のお昼休みにロイヤルエンフィールドの心地よいシングル&ツインサウンドがHSR九州に響く。ピットの上をはじめとする様々な観戦エリアから多くの方が手やフラッグを振ってくれているのも嬉しい。

年々、ブースを拡大するロイヤルエンフィールド。その世界観を多くの人に知っていただきたい。

ロイヤルエンフィールド専用の駐車スペースも用意。オーナーさんの色に染まったバイクを眺めるのもファンミーティングの楽しみだ。

「鉄馬 with βTITANIUM 合戦の日」には、ロイヤルエンフィールドが6台エントリー。2023年の参戦は1台だったから、「鉄馬」でもロイヤルエンフィードは確実に存在感を高めていることを実感。『NC(ネオ・クラシック)350』クラスにハンター350が4台、『ACT18(エアクールドツイン18インチ)』クラスにコンチネンタルGT650が2台エントリーし、「鉄馬」を盛り上げた。

また、ファンミーティングは、九州のロイヤルエンフィールドディーラーであるロイヤルエンフィールド福岡、大分、宮崎が、ゴールをHSR九州に設定した「RIDE」というツーリングイベントも開催。多くのロイヤルエンフィールドオーナーが集結し、ファン同士が様々な交流を行っていた。

抜けるような青空、気温は高いが湿度は低めの気候が、絶好のツーリング&レース日和をサポートする。

「ROYAL ENFIELD with Moto Junkie」から2台のロイヤルエンフィールドが参戦。昨年から参戦するハンター350を駆る中山恵莉菜さん(写真左)は予選/決勝ともに2位。今回が3度目の参戦となるコンチネンタルGT650レーサーを駆る筆者は予選6位、決勝4位。

ロイヤルエンフィールドオフィシャルウェアやグッズの販売も行われた。

HSR九州のサーキットコースをロイヤルエンフィールドが埋め尽くした。

ロイヤルエンフィールドのピュアさを「見て」「走って」「聞いて」実感する

ロイヤルエンフィールドのバイク作りの哲学には「ピュアモーターサイクリング」「ピュアライド」「ピュアスポーツ」といったキーワードがある。誰もがバイクの楽しさやスポーツ性、バイクの純粋な面白さをすぐに体験できることを大切にしながらバイクを開発し、ブランディングを進めているのだ。そしてこれは、シンプルなバイクづくりが特徴のロイヤルエンフィールドらしさをわかりやすくアピールしているフレーズでもある。

実はこのキーワードはレースにも当てはまり、コンチネンタルGT650とハンター350の意外なスポーツ性を「鉄馬」というイベントレースで見ていただくことで、ロイヤルエンフィールドの魅力をさらに知ってもらおうというのが「ROYAL ENFIELD MEET in HSR九州」の試みでもあるのだ。

希望者はHSR九州のパレードランにも参加でき、普段はまず走ることのできないサーキット走行が実現。それが冒頭のワンシーンで、この記事のメインカットは、パレードの最後にメインストレートで撮影した集合写真だ。直前まで様々なレースが行われていた喧騒としていた空間が、穏やかな空気に包まれ、ホームストレートは笑顔に溢れていた。そして、その光景見ていると、ロイヤルエンフィールドは様々なキャリアや世代に愛されていることも実感する。

英国クラシックスタイルのイメージが強いロイヤルエンフィールドだが、実はスポーツ性が高く、よく走るのも魅力。まさに「ピュアライド」な世界がそこにある。手前の赤いバイクは、新しいクラシック350。様々なニューモデルにいち早く触れることができるのも、このイベントの魅力だ。

ゴアンクラシック350とクラシック650が九州初上陸!

そしてロイヤルエンフィールドの各ラインナップの他、ニューモデルも展示。ゴアンクラシック350とクラシック650は九州初上陸となった。その他、ロイヤルエンフィールド純正のアパレルやグッズも特別価格で販売。九州&広島から多くのディーラーも集まり、積極的にファンと交流していたのも印象的だった。

また、ロイヤルエンフィールドのオフィシャルアンバサダーであるmapico_riderさんもミーティングに参加し、パレードにも出走。サーキットでの臨場感をファンに伝えていただくため、今回は僕とのタンデム走行で、よりリアルに「ピュアモーターサイクリング」「ピュアライド」「ピュアスポーツ」を体験していただいた。そして、mapico_riderさんは、モデルチェンジしたばかりのクラシック350で、HSR九州から自走で帰路へ。レースやツーリングの模様は彼女のSNSで発信されているのでチェックしてみていただきたい。

レース記事は別記事にて詳細にレポート。そちらもお楽しみいただきたい。

ロイヤルエンフィールドのオフィシャルアンバサダーであるmapico_riderさん。積極的にファンと交流していた。

北海道から参加のmag0728さん。ヒマラヤに乗るスーパーアクティブなライダー。

『ACT18』クラスに「GT-AXEL with OVER」から参戦した上田隆仁さんは、予選/決勝ともに1位!

『NC350』クラスに初参戦となった「RE-Tokyo & Webike」の道岡嵩裕さん。予選/決勝ともに3位。

『NC350』クラスに初参戦となった「RE-Tokyo & Webike」の楠山泰生さん。予選/決勝ともに4位。

昨年から『NC350』クラスに参戦している「Moto Junkie」の松見直樹さん。予選/決勝ともに7位。

抜群の気候の中で行われた「鉄馬 with βTITANIUM 合戦の日」と「ROYAL ENFIELD MEET in HSR九州」。また来年、熊本でお会いしましょう!

ロイヤルエンフィールドオーナー&ファンが集結!【ROYAL ENFIELD MEET in HSR九州 2025】ギャラリーへ (13枚)

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