オートバイ文化の推進を目指す日本二輪車文化協会より、今年で第8回目となる「日本バイクオブザイヤー2025」の一般WEB投票が開始された。一般投票の期間は5月1日から8月31日までとなり、一般投票と審査委員による投票の合算で一番ポイントの高かった車両がバイクオブザイヤーに選ばれる。昨年の大賞に選ばれたのはカワサキの「ZX-25R SE」だったが、今年はいったいどのバイクが選ばれるのだろうか。

日本バイクオブザイヤーについて

「世界でも類を見ないほど日本の二輪車産業は戦後約70年間で発展し、メイドインジャパンのオートバイとして世界中で愛されています。日本ならではのオートバイ文化をひとりひとりが考えることで、安全で楽しい乗り物、万が一の時にも活躍できる機動性、ライダーの社会的地位向上など、国内はもちろん世界に向けて発信することが可能なはずです。単なる趣味趣向の強い道楽として終わるのではなく、次の世代にも脈々と受け継がれるようなオートバイ文化が身近にあるベースを作りたい。この日本バイクオブザイヤーはオートバイに乗る・乗らないに関わらず幅広い層に認知、注目されるアワードでありたいと願っています」

一般社団法人 日本二輪車文化協会より

大人気車種を多数抱えるカワサキが優勢か?

今年エントリーされた車両は計40台以上となり、例年よりも軽二輪カテゴリーが厚みを増している。特に注目なのがカワサキで、発売以降絶大な人気を誇る「ELIMINATOR SE」や「W230 / MEGURO S1」「KLX230 SHERPA」がエントリーしている点だ。ちなみに合計3度のベストバイクに選ばれた「ZX-25R SE」は今回エントリーしておらず、この流れでいけば、大型免許が不要なカワサキの人気車種「ELIMINATOR SE」や「W230 / MEGURO S1」などがベストバイクに選出される可能性が高そうだ。

小型二輪ではヤマハの新機構である「Y-AMT」搭載車が登場しており、「MT-07 Y-AMT」「TRACER9 GT+ Y-AMT」にも要注目。ほかに注目としては今回ホンダからは発売されて間もない「Rebel 250 E-Clutch」「Rebel 250 S Edition E-Clutch」がラインナップしている点だ。クラッチ操作をせずとも楽しめるバイクに注目が集まっている。

2023年、2024年と連続でベストバイクに選ばれたカワサキ「ZX-25R SE」。今年は不在だが、カワサキの勢いは続くのか!?

第8回「日本バイクオブザイヤー2025」が投票開始! ホンダ車不在の中、2025年に勝利を掴むのはどの車種!? ギャラリーへ (1枚)

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