
首都高は2025年度中に「ETC専用入口90箇所」を実現するために、2025年5月25日20時より通行止めを伴う料金所のリニューアル工事を順次開始する。
目次
ETC専用入口化工事の概要
首都高は2025年5月25日(日)20時以降から通行止めを伴う料金所のリニューアル工事を順次開始し、工事完了後は無人化したETC専用入口としての運用を開始する。
リニューアル工事は更新時期を迎えた料金所の設備を更新することに加えて、無人化に対応するためのテレビインターホン等の追加設置を行うとしている。
なお、工事期間(箇所別)等の詳細は後日改めて発表されるとのこと。
ETC専用入口化の状況(2025年4月現在)
ETC専用入口とは?
ETC専用入口とは紫色の看板が目印の現金、クレジットカード、そして手渡しでのETCカードでの支払い、それから「利用証明書」の発行ができない入口のことだ。
ETCカードの有効期限切れ・挿し忘れに注意
ETC専用入口を使うためにはETCカードの有効期限切れ、それからカードの挿し忘れや挿入方向・裏表などを事前にチェックしておく必要がある。
誤ってETC専用入口に進入してしまった時の対処法
誤ってETC専用入口に進入してしまった場合は、危険なので決してUターンやバックはせず「サポート」と表示されたレーン(状況によりETC/サポートの場合もあり)のインターホンの横に停車し、呼出ボタンを押して係員の指示を仰ぐ必要がある。
なお、その際に運転免許証の提示を求められるケースもあるので、あらかじめ取り出しやすい場所に入れておくことをおすすめしたい。
ETC専用入口を増やすメリット
首都高がETC専用入口を増やすメリットは主に以下の3つだ。
メリット1:安全性・快適性の向上
ETC車と現金車の錯綜、停車・発進の繰り返しが削減され、結果として安全性と快適性が向上する。
メリット2:料金所周辺の環境改善
ストップ&ゴーの解消によりスムーズな走行が可能になり、料金所周辺の環境改善が見込める。
メリット3:混雑区間の利用がスムーズに
空いている時間帯や経路の割引等の柔軟な料金設定により、混雑区間での利用がスムーズになることが見込める。
首都高 ETC専用入口拡大のYouTube動画
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