200PS以上、300km/h以上がさすがに Too Much なのか、いま頂点マシンは下火な気がします。でもレプリカ、スーパーバイクは憧れの存在。いつかは乗ってみたいと夢見て、そろそろチャンスかなと思うのですが、そんな使えもしないハイパーと扱いきれないハンドリングに、実際に手に入れたら後悔しないだろうかと迷ってもいます。所詮シロウトにはタカラの持ち腐れ……でしょうか?

A. 技術の粋を集めた最新スーパーバイクは、ハイパーや超高速域も凄いですが最新モデルほど経験の浅いライダーに優しい特性へ進化しています。そういう意味でSSはいま「旬」を迎えているのです!

年々進化しているのはエンジンの低回転域や、速度の低い領域の乗りやすさ。電子制御もこなれてきて、おっかなビックリせずに楽しめる!

まだ頂点のスーパーバイクが未体験だとしたら、慣れないと凄まじいパワーと鋭いハンドリングに、身体中がガチガチになってしまい、固まったまま怖々走る……そんなイメージかも知れません。
ところが最新のスーパーバイクはその逆で、ビッグネイキッドとは比べモノにならない400ccクラスと変わらない軽やかさに、ライテクなど意識する以前に思い通り曲がってくれる乗りやすさで驚きの連続となるでしょう。

知っておくべきなのは、近年のスーパーバイクはハイパー&ハイスピード領域に進化より、タウンスピードやツーリングアベレージの繊細な優れた特性のため 電子制御をはじめ諸々のテクノロジーにコストと開発時間を費やしているのです。

またスーパーバイクでは、いまや海外メーカーのほうがシェアが大きく、それだけにユーザーの実用域での特性競争を意識していて、そこでの日本車との差は残念ながら歴然としています。
エンジンだけでなく、サスペンションにもハイエンドモデルでは自動制御化も進んでいて、走行している速度域やバンク角に応じて減衰力を調整し続ける賢さには驚かされます。

※この記事は2023/10/5に掲載された記事です。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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