
AJ神奈川 立澤理事長が留任 「第38回通常総会」議案可決 組織内で「連携・協力」強化へ
神奈川県の二輪車販売店組織のAJ神奈川(神奈川オートバイ事業協同組合)は2月17日、第38回通常総会を横浜市内で開き、すべての議案で可決した。任期満了にともなう役員改選では、立澤隆一・理事長が留任し副理事を2人体制とした。議案の事業や決算の報告と次期事業計画と予算などについても可決。懇親会では来賓として県内の議員や同組合関係各社の担当者ら約80人が参加した。
AJ神奈川は同県内のバイクユーザーの環境改善などに向けて活動するバイク販売店組織。二輪車の健全な普及、交通安全などに寄与するほか、行政などへETC関連の助成金やキャンペーン、高速道路料金の減額などの改善に向け数々の活動に取り組んでいる。
今総会は組合員数79人のうち委任状を含め58人が出席する中で行われた。議案のうち事業報告では各種斡旋やETC車載器、ドライブレコーダー、クレジットローン利用、クレジットカードのAJクラブカードの受託件数、業者向け中古バイクオークションなどで前年度比の利用が減少した。ただ、ユーザー向けに5開催実施したライディングレッスンと、車両配送利用などでは好評を得て増収・増益であった。決算では金融での手数料支払を計上したことや、昨年11月以降の売上が落ち込んだ影響を挙げた。
一方、次期事業計画では引き続き各事業を推進するほか、主にETC車載器とドライブレコーダーの取り扱いに力を入れる。一新中のホームページでは組合員専用ページを開設し、組合員への連絡事項や各種の書類や資料の提供など、すべての情報を専用ページで入手してもらうようにする。事務的作業のすべてをウェブ上で行えるようにして、作業の効率化を進め各活動へ深化を進める。好評のユーザー向けライディングレッスンも引き続き5開催を予定することなどを確認した。
オートバイ流通新聞
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情報提供元 [ オートバイ流通新聞 ]
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