
バイク選びの際に欲しい車種が明確なユーザーにとっては大きな問題ではないかもしれませんが、いくつかの候補がある場合には「車検の有無」が判断基準になることがあるかもしれません。
バイクの車検は排気量250ccが境界となり有無が決まりますが、そもそもなぜ251cc以上のバイクには車検が必要なのでしょうか?
逆に、同じバイクでも250cc以下のバイクに車検がないのはどうしてなのでしょう?
本記事ではバイクにおける車検の目的、車検時の検査内容や必要な費用に関して解説します。
道路運送車両法が定めるバイクの車検とは
バイクの車検とは道路運送車両法が定めた保安基準に適合しているかを確認する制度で、国土交通省が行う自動車検査登録制度の一種です。
一般的に「車検」と呼ばれている継続検査とは自動車やバイクに定められた検査項目のひとつで、自動車検査証の有効期限満了後も継続して使用する際に受けなくてはならない検査となります。
道路運送車両法におけるバイクはエンジンの総排気量が125cc以下の「原動機付自転車」、125~250cc以下の「二輪の軽自動車(軽二輪)」、251cc以上の「二輪の小型自動車(小型二輪)」の三つに分類されており、このうち小型二輪には車検が必要です。
250cc以下の軽二輪は道路運送車両法によって「検査対象外軽自動車」と規定されているため車検の必要はなく、原動機付自転車に関しても道路運送車両法が定める自動車に該当しないため車検はありません。
情報提供元 [ Bike Life Lab ]
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