
最近、バイク業界でよく耳にするようになった“OEM”という言葉。例えば、ホンダがヤマハに原付バイクをOEM供給したというニュースもあり、注目を集めています。
でも、皆さんはこの“OEM”という言葉をきちんと理解していますか?
そこで今回は、今さら聞けない“OEM”について、整備士ライダーである筆者がわかりやすく解説します!
OEMの仕組みを知れば、バイクメーカーの意外な裏側が見えてくるかもしれませんよ。
あなたのバイクにも?意外と多いOEMパーツ
OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略で、他社が製造した商品を自社ブランドで販売する仕組みです。例えば、ホンダの電動原付「EM1 e」をヤマハが自社ブランドで販売する場合、これはホンダが製造したヤマハのOEM製品といえます。バイクだけでなく、タイヤやバッテリーなどのパーツもOEM製品が多く、特にバッテリーではGSユアサなどが多くのOEM供給を行っています。
メーカーがOEMを取り入れる理由(H3)
なぜメーカーがOEMを採用するのでしょうか。その背景には、メーカー間の開発戦略や技術共有といったさまざまな目的があります。一般的に、OEMは製造コスト削減の手段として知られていますが、バイク業界では少し事情が異なるケースも多いのが現実です。
情報提供元 [ モトコネクト ]
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