進学や就職、転勤や転職に合わせて行う引っ越し。
生まれた家でずっと暮らし続けている、10回以上の引っ越しを経験しているなど、人生のスタイルは人それぞれですが、国立社会保障・人口問題研究所の第8回人口移動調査報告書(https://www.ipss.go.jp/ps-idou/j/migration/m08/ido8report.pdf)によると、引っ越し回数の平均は3.04回となっています。
新たな生活が始まる引っ越しには期待や希望がある一方、関連するさまざまな手続きも発生します。ここでは引っ越しに伴ってバイク乗りが直面する問題や疑問を取り上げ、対応策を解説します。

物件選びのポイント

駅から近いか、近所に商業施設があるか、保育園や小中学校まで通学時間は……などなど、引っ越し先の物件選びにはいくつもの条件があります。
中でもバイク乗りにとっては「愛車が置ける」ことをクリアする必要があります。バイク置き場については、引っ越し先が賃貸なのか持ち家なのか、戸建て物件なのか集合住宅なのかによって条件が異なりますが、引っ越し後に「こんなはずじゃなかった!!」と後悔しないためにも事前のリサーチが不可欠です。

バイク駐輪可否の確認

バイクと共に引っ越し先を探すなら、その建物にバイクを駐輪できるか否かを真っ先に検索すべきです。スマートフォンやPCによる物件選びが当たり前となり、不動産検索サイトにも住居部分に加えて駐車場や駐輪場の情報が掲載される例も増えています。

しかし、物件情報は間取りや住宅設備に関連した内容が中心で、駐車場や駐輪場については「有」「無」程度の大まかな情報しか掲載していないこともあります。
街角の不動産会社に足を運んで直接話を聴けばより詳しい情報が分かることもありますが、駐輪場が「有」でも対象は50cc以下限定という場合があります。これは50cc以下のバイクが道路交通法上は自転車とみなされるからです。

バイク乗りなら51cc~125ccまでの原付二種も原付に入ることは知っている方も多いですが、それは道路運送車両法上の区分であり、道路交通法では小型自動二輪となるため駐輪が認められないこともあります。また、場合によっては50ccのスクーターでも駐輪できない可能性もあるので、「50ccだから大丈夫だろう」と思い込まず、事前に確認しておくことが重要です。

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情報提供元 [ Bike Life Lab ]

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