ヤマハ発「2024年12月期の連結業績」売上高で過去最高 利益は減少

ヤマハ発動機は2024年12月期の連結業績で、売上高が過去最高を更新した。売上高が前年よりも6.7%増の1614億円多い2兆5762億円。一方で、営業利益は同25.6%減の624億円少ない1815億円、営業利益率は前期10.1%から3.1%マイナスの7.0%、親会社の所有者に帰属する当期利益では同31.8%減の504億円少ない1081億円であった。為替換算レートは、米ドル152円(前期比11 円安)、ユーロが164円(同12円安)であった。

自己資本利益率のROEも前期よりも5.9ポイント減の9.7%、総資産に対する利益率ROAは3.5ポイント減の6.8%であった。販売金融を含むフリー・キャッシュ・フローは前期比782億円増の481億円のプラスとなった。

本業の儲けの営業利益は4 年ぶりの減益となった。半導体の供給が改善し、二輪車のプレミアムモデルの供給が回復した一方、コロナ禍に高まったアウトドアレジャー需要は先進国を中心に落ち着き、マリン事業やRV事業、SPV事業については、需給の調整に取り組んだ。こうした経営環境で、中期経営計画に基づき各事業の戦略の推進と同時にコストダウンなどに取り組んだ。結果、全社の成長性、収益性の各財務指標は目標を達成したとしている。

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