バイクに乗るのは楽しいけれど、正直言って雨の日は楽しくない……というか怖い。路面が濡れているというだけで滑りそうな気がして、常に緊張しながら走っているので、不安な上に疲れてしまう。なんとかドキドキせずに走るコツってありませんか?

小川勤|TSUTOMU OGAWA
バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

雨の日にドキドキしないコツ

つねに滑りそうな気がする……

雨で濡れた路面は、晴れた日と比べて滑りやすくなるのは事実。思いっ切りスリップして転んだ、というライダーは実際は少ないと思うが、タイヤがズズッと少し滑っただけでも、口から心臓が飛び出るほど焦る。これを経験すると、ずっと緊張しっぱなしで、バイクに乗るのがイヤになってしまう……。

雨の日はとにかく憂鬱。出かけなければ良かったと後悔しきり……

朝から雨降りなら「今日はバイクに乗らない」と割り切るのもアリだが、出先で急に降り出したり、宿泊ツーリングで起きたら雨降りというコトはよくあるし、乗って帰らないわけにもいかない。

そんな「乗らざるを得ない状況」なので、もちろん飛ばすわけではなく慎重に走っているのに、やはり不安が絶えない。じつは近年のタイヤ(とくにスポーツツーリング系のタイヤ)は非常に高性能で、濡れた路面でもキチンとグリップするので、無理な操作をしなければいきなりスリップしたりはしない……が、やはり滑りやすいシーンはある。

※この記事は2023/11/15に掲載された記事です。

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情報提供元 [ KUSHITANI LOGS ]

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