
”オフテクをマナボウ”では、全日本モトクロス選手権IA1クラスで5度チャンピオンを獲得し、世界選手権にも出場した経験を持つ山本鯨氏を講師に迎え、オフロードバイクのライディングテクニックを学んでいく。
最初にやるべきマシンセッティング
第1回ではバイクの「芯」をテーマとして、芯を捉えてバイクに乗るためのライディングポジションについて学んだ。芯を捉えるためにはリラックスした姿勢で乗ることが重要であり、リラックスした姿勢はハンドルの角度やレバーの高さなど、マシンセッティングによって作ることができる。ということで、第2回のテーマは「マシンセッティング」。自分に合わせてバイクの各部を調整することで、無駄な力が入らない、自然な姿勢でバイクを楽しめるようになる。
乗る前に確認すべき3つのポイント
バイクをセッティングするにあたって、まず決めておきたいのが、ハンドルの角度とレバーの位置である。この2つの位置はライディングフォームに直結する部分であり、自然なフォームづくりのためにも必ずノーマル状態から調整したい最重要ポイントだ。
ハンドルの角度
ハンドルの角度が低すぎたり高すぎると腕や胸に力が入ってしまう。初めてのバイクに乗る際には、無駄な力の入らない自然なポジションで乗れるように、ハンドルの角度を調整することが大切だ。
※この記事は2023年7月22日に掲載された記事です。情報提供元 [ KUSHITANI LOGS ]
この記事にいいねする