
A.気がつきにくい、アンバランス操作が原因
こんなときに感じる前輪の違和感
自宅を出て、最初の交差点を曲がるとき、ハンドルがイン側へ勝手に切れて慌てたことありませんか。前輪が内側へ切れ込んでいく感じで、けっこうグイグイともってかれるのでハンドルを抑えなければならず、さすがに一旦バイクを降りて前輪がパンクしてないか、指でタイヤを押してみたり……。
もしくはツーリング中、そこそこ気持ちよくワインディングのコーナーを駆け抜けているとき、小さなヘアピンへ差し掛かったら、前輪がグラッとイン側へ強く切れはじめ、慌てて車体を起こした経験あったりしませんか。こんな思惑と違うことが起きると、その日は自分のバイクが信用できなくなり、楽しさも吹っ飛んでしまいますよネ。
前輪は日常だと停車寸前のスロースピードでバランスを取るときのハンドル操作とか、Uターンをはじめるとき、予めハンドルを切って前輪を内側へ向ける操作とかを除けば、とくに気にしたりしない、いわば黒子的な存在。それがいきなり勝手に主張するのですから、ライダーはビックリして当然です。人によってはしばらくトラウマになってしまうほどなので、この対処法は知っておいたほうが良いに決まってます。
では、なぜこんなコトが起きるのでしょう。
※この記事は2020/12/8に掲載された記事です。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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