
かつては「男のバイク」というイメージが先行していたカワサキ。日々のこまめなメンテナンスは必須で、バイク初心者にとってはハードルが高い存在でもありました。粗削りで乗りこなすことが難しいとまで言われたメーカーですが、最近ではそのようなイメージが払拭されつつあります。
国内メーカーでも異彩を放つカワサキのバイク
Z2やニンジャ、ゼファーなど数多くの名車を生み出したカワサキ。それぞれが強烈な個性を放ち、一目見ただけでカワサキのバイクと分かるほどのインパクトがあります。
自動車やバイクは、同じ排気量であってもエンジンフィーリングは異なるものです。排気音や乗り心地、加速感や力強さといったものは乗った人にしか分かりません。中古バイクともなれば、尚更です。このフィーリングの違いはそもそものエンジン構造や吸排気系の設計、足回りなど、バイクを構成する全ての要素が関係してくるものです。そのため、メーカーによってバイク作りの指向性も当然のことながら変わってきます。
国内メーカーのバイクは耐久性が高く壊れにくい信頼性の高いエンジンであるというイメージがありますが、一方でエンジンフィーリングに関しては海外メーカーのバイクに軍配が上がることも少なくありません。カワサキのバイクは、まるで海外メーカーのバイクのようなエンジンフィーリングが特徴でもあり、国内メーカーの中では異彩を放つ存在です。
※この記事は2018/6/21に掲載された記事です。
情報提供元 [ バイクの窓口 ]
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