先日、財務上の課題から再編計画が発表されたKTM。これに対してKTMジャパンから、ユーザーに向けた公式声明が発表された。

KTMのお客様には何の影響もありません

資金調達や融資の確保困難といった理由から、法的手続きによる再編を発表したオーストリア・KTM。現在の財務上の課題を乗り切り「KTMの強固な未来を確保するため」ブランド存続に向けた再建を目指すとしているが、これに伴って日本・KTMジャパンはユーザーに向けて、「KTMのお客様には何の影響もありません」との公式声明を発表した。

KTMからの発表

KTMをご愛用いただいているお客様、そして新たにご購入されるお客様は、いかなる悪影響も恐れる必要はありません。「お客様にとって何も変わることはありません」とKTMの経営陣は 2024年11月27日水曜日に説明しました。「もちろん、バイク、スペアパーツ、アクセサリーは今まで通りお届けすることをお約束します。物流やカスタマーサービスも問題はありません。」
KTMは、今後90日間にわたり、会社を世界的な需要に合わせるための再構築局面を迎えます。それまでは、お客様は将来に向けたこの“ピットストップ”には気付かないでしょう。
KTMは、KTM 390 SMC R、KTM 390 ENDURO R、KTM 390 ADVENTURE / ADVENTURE R などの新型モデルにより、来たるロードシーズンに向けて万全の態勢を整えています。これらのモデルは、2025年第1四半期に発売される予定です。

先日開催されたミラノショー(EICMA)でも積極的にニューモデルを発表、世界中のファンから注目を集めているKTMだが、国内の車体・部品供給に関しては、現状心配は不要という。また予定されている来季モデルについても予定通り発売されるとのことで、日本のファンにとっては安心できる発表となった。

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