ETCにはバイク用のものがある
中古バイクを買ったら、ロングツーリングに揃えておきたいアイテムとしてETCが挙げられます。高速道路の料金所ではスムーズな通行が可能となり、特にライダーにとっては財布から現金を取り出す煩わしさから解放されるため、ぜひ用意しておきたいもの。自動車にはETCが取り付けてあるものが多いですが、バイクの場合は価格や取り付け場所、取付作業の煩わしさから敬遠するライダーも少なくありません。
バイク用のETCが自動車用より高額な理由
特に価格に関しては自動車用のETCに比べて高額で、多くのライダーにとってハードルの高い理由となっています。バイクのETCは自動車以上に過酷な環境にさらされます。雨や振動、強い日差しなど、あらゆる基準をクリアしなければなりません。精密機器であるETCの内部に水が侵入してしまうと、機器が故障するだけではなく、料金所のバーが上がらずに事故に結びつく可能性も否定できません。そのような悪条件であっても耐久性のある仕様を実現する必要があり、結果として自動車用のETCよりもバイク用のものが高額になっているということです。
ちなみに自動車用のETCは、当然のことながら防水の仕様ではありません。また、バイク用に比べて衝撃にも弱い傾向があります。そのため、自動車用のETCをバイクへ装着することは安全面から考えても決して行うべきではありません。
※この記事は2018/7/26に掲載された記事です。情報提供元 [ バイクの窓口 ]
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