市場に出回っている中古バイクの中には一切カスタムを施していないフルノーマル車は意外と少ないです。これは自動車とは違い、嗜好性の高い乗り物であるためカスタムを楽しむユーザーが多いためです。バイクのカスタムにはどのような種類があるのか、バイク初心者でも楽しめるカスタムも含めて詳しくご紹介していきます。
カスタムの定番「マフラー交換」
バイクのカスタムで欠かせないのがマフラーの交換です。中古バイクを買った後に最初にマフラー交換をする人も多いようです。迫力のある排気音を楽しむことができ、排気系パーツを変更することによってエンジンの性能をより引き出すことも可能。スポーティーなマフラーをはじめとして、排気音、見た目重視のマフラーまで、車種に応じてさまざまなタイプのマフラーがあります。
フルエキゾーストマフラーはエンジンの接合部分から丸ごと交換する必要があり、初心者にとっては難易度の高い作業となります。接合部分が完全でない場合は排気ガスが漏れ出し非常に危険です。一方、スリップオンタイプのマフラーは排気口の部分のみを取り外して交換するため、作業は比較的簡単です。
カスタム初心者におすすめなのは、まずはスリップオンタイプで見た目の変化を楽しんでみるのが良いでしょう。
ちなみにマフラーの中には公道を走行することのできないサーキット専用のものもあります。もちろん車検を通すこともできず、違法改造となるため注意が必要です。特にネットショッピングなどでパーツのみを購入する場合は気をつけましょう。
※この記事は2018/7/19に掲載された記事です。情報提供元 [ バイクの窓口 ]
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