レース映像を見るとコーナーで大きく腰をズラしているし、ツーリングで行った峠路でも腰をズラしているライダーを見かける。カッコ良いな……と憧れる気持ちと、なんかヤル気満々でちょっと恥ずかしいかもって感じもするけど、そもそもなんで腰をズラすの?

ズラすとカッコイイ? ズラさない方がジェントル?

コーナーで腰をズラすライディングフォーム、専門的にはリーンインと呼ぶが、この乗り方が登場したのは1970年代のロードレースからで、バイクブームの80年代で一気に有名になり、いわゆる「峠小僧」と呼ばれた昔のライダーたちはこぞってマネをした。

とはいえ一般道を走るライダーの中には、レースのように飛ばすのでないなら車体のセンターに乗るリーンウィズが正統派でジェントル、という意見もあり、この考え方は現在でもある。

しかし、そもそもなんで腰をズラすのだろう? 昔はバイクのバンク角が浅くて深く傾けられなかったからとか、プロライダーは小柄だったからとか、様々な噂が飛び交った。いずれにしてもレースのようなハイスピードで走るのでなければ、ズラす意味は無いようにも感じるが……。

※この記事は2022/8/24に掲載された記事です。

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情報提供元 [ KUSHITANI LOGS ]

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