ホンダ 第2四半期累計の営業利益6.6%増 日本の二輪の営利は28.9%増に/販売見通し、前回同20万台

ホンダは2025年度3月期決算の第2四半期の累計連結業績が、売上高、本業の儲けである営業利益で前年同期比プラスであった。二輪事業はインドとベトナムでの販売が増加したことで第2四半期の累計で1000万台超えを達成し、前年同期を超えた。

4月から9月までの累計売上高は前年同期比12.4%増収の10兆7976億円、営業利益が同6.6%増で460億円増益となる7426億円、営業利益率は6.9%、親会社の所有者に帰属する利益は同19.7%減、1216億円の減益で4946億円であった。

主に販売台数の増加による増益はあったものの、インセンティブの増加などで280億円の減益、売価およびコスト影響は商品価値向上に見合う値付けの効果などにより2686億円の増益となった。諸経費では人件費や外部委託費の増加などにより1055億円の減益、研究開発費は800億円の増加により減益、為替影響は90億円の減益であった。税引前利益は中国での販売台数減少や国内関連会社の利益減少にともなう持分法利益の減益や、為替レートが第2四半期では円高に振れたことで外貨建て資産の評価差損などを反映し、1373億円の減益となった。

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