跨がった途端、手足から腰まで接する面が溶けるように馴染み、ステアリングヘッドから軽やかさが伝わるまったく違うマシンへ進化!!
ドゥカティのHPで展開されているDUCATI WORLD PREMIWE 2025 はもうご覧になっただろうか?
この発表されたNew PANIGALE V4、日本のメディア向けにも発表会があり、実車を前に詳細な解説があった。日本でのデリバリーは12月あたりになるようで、試乗車もまだ用意できていないとのことだが、その内容がファンでなくても刺さるモノなのでこれを機にリポートをお届けしておこう。
まずよほどのスーパーバイク・ファンでなければ、PANIGALE V4が新しくなったと聞いても、エンジンは同じだしちょっとデザインが変わったくらい……と興味を覚えない人が大半かも知れない。
そろそろサーキットだろうが、フツーのライダーには手に負えないウルトラ・パフォーマンスで進化しようのないレベルにあるのと、電子制御に益々支配されていく未来に関心はない、そう思っていて不思議はない。
しかしこの2025年型のNew PANIGALE V4は、隙間を捜して変更点を加えていくようなマイナーチェンジではなく、エンジンこそベースを共有するが他は前面刷新した、完全なフルモデルチェンジがされたモデル。
それも知れば知るほど、トップエンドのスーパーバイクでも、まだ進化の余地というか、むしろキャリアの浅いライダーに向け手に負えるマシンへと歩み寄ってきた面と、プロ級にはさらにチャンピオンクラスのスキルをバイクのほうから手を差し伸べてくる、そんな両面を併せ持つモデルとして開発されていた。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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プロアームやめたのダッセ。
過去の例では
市販車がレーサーに寄せ過ぎると
乗りこなせるライダーが減り
売れなくなるジレンマでした
公道は適度な価格でロマンが味わえれれば幸せ