レバーが近いほど、急に効いたり前のめりの怖い思いをすることに

体力測定で握力計を握ったことがあれば覚えていると思う。第3関節から第4関節も曲がりかかる握れるカタチが手に馴染みやすいが、この位置だと意外なほどチカラが入れにくい。第2関節と第3関節の指の腹でレバーを引く”遠め”のほうが入力も強く、強弱の操作もしやすいのを気づいてないライダーがほとんど。

前のめりが怖いから丁寧にそうっとかけているのに、結局はキュンッとつんのめってしまう……この原因は握りやすいレバー位置で操作するからだ

フロントブレーキが怖くてかけられない……ビギナーあるあるだが、そこそこキャリアを積んだライダーでもスポーツバイクだと強烈に効いてしまうので、おそるおそるブレーキレバーを操作しがちだったりする。
そんな方々にお奨めなのが、ブレーキレバーの効きはじめる位置を遠くに設定する調整。
皆さんは体力測定で使った握力計を覚えていると思う。4本の指がやっとかかるくらいレバー位置が遠くにしてあったりで、何ともチカラが入れにくかったのではないだろうか。
ところがコレ、握りやすいと思える近い位置へアジャストすると、何と全然チカラが入らないのがわかる。
つまり指の曲がりが握りやすくても、その位置では入力操作がガツンと握ってしまうか、まるで操作してないのと同じくらい入力できてないかのどっちかという、極端な操作になってしまうのだ。

※この記事は2022/8/1に掲載された記事です。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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