前後に短く上下に伸びたエンジン軸配置はすべてハンドリングのため!
MVアグスタの新世代エンジンは、基本的に前後に短く上下に長い。
これは旋回でよく曲がるショートホイールベースを前提に、コーナリングのスピードが高くなってリヤサスが沈んでも、トラクションの鍵を握る必要なアンチスクワット設定を維持するためスイングアームを可能な限り長くとりたいからだ。
このコーナリング最優先の設計思想のため、MVアグスタはシリンダー背面にクラッチを配置、こうすることでクランクシャフトの直後にチェーンを駆動するスプロケットが位置する。
それだけではない。ウォーターポンプなど補機類も上下に配置、エンジン全体のフォルムを車体がリーンなどロール運動する動きを妨げない軸配置や重量分布を徹底しているのだ。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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そんなにすごいなら、きっとWSSなどのレースでも常勝なんでしょうね。