鍛造(Forged)ホイールは、キャスト(鋳造)ホイールではない

バイク用のホイールは、大別すればスポークホイールとキャストホイールの2種類、と思っている方が多いのではないだろうか。カスタム好きな方なら“他にもカーボンホイールがあるよ”というかもしれないが、おおむね正解……でもなかったりする。

問題なのはキャストホイール。キャスト=Castingとは“鋳造”のことで、溶かした金属を型に流し込んでつくる製造方法を指している。バイクのホイールに関しては、1970年代中頃にカスタムパーツとして登場し、後半にメーカー純正採用が始まり、レースに使われるようになったのは1980年代中頃からだ。そして現在は多くのロードスポーツモデルがキャストホイールを履いている。

ところが1990年代頃から“鍛造製法”のバイク用ホイールが開発されるようになったのだ。
見た目からは分からないものもあるため、中々難しいが、鍛造ホイールは鋳造していないからキャストホイールではないのである。

※この記事は 2021/10/11 に掲載された記事です。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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