駐車場予約アプリ「アキッパ(akippa)」を運営するakippa株式会社は、バイクユーザーを対象に行ったアンケートの調査を結果を発表した。アンケートの内容はバイクの主な利用目的、バイクの利用頻度、今年の夏にツーリングしたい都道府県はどこかなど。さっそく詳しいアンケート結果を見ていこう。
目次
ツーリングで行きたい都道府県は昨年に引き続き「長野県」が第1位
駐車場予約アプリ「アキッパ(akippa)」を運営するakippa株式会社は8月19日(月)の「バイクの日」にちなんで、バイクユーザーの方を対象にアンケート調査を実施。その結果を発表した。
アンケートの内容はバイクの主な利用目的、バイクの利用頻度、バイクに乗る時の暑さ対策など8問。そのうちの設問の一つ、「今年の夏、ツーリングにいきたい都道府県」では長野県が第1位に。昨年の調査結果から順位はかわらないものの、回答割合は11.3%から13.4%にアップした。
そのほか詳しい内容は以下の通りだ。
バイクの利用目的は「ツーリング」が最多に
「主にどのような目的でバイクを利用しますか」という質問への回答は「ツーリング」(64.6%)が最多という結果になった。次いで「通勤、通学」(47.0%)、「レジャー」(43.3%)、「旅行や観光(43.3%)が主な利用目的として挙げられていた。
一方5位の「買い物」は昨年の43.8%から35.4%へ下がる結果になった。
全体の70%以上はバイクに週1回以上乗車している
次にどのくらいの頻度でバイクを利用するかという設問では「週に1〜2回未満」(27.2%)、次いで「月に数回」(25.0%)という回答が多い結果となった。
一方で、「毎日」(17.2%)「週に4〜5回」(15.3%)という回答数も一定数あり、バイクを頻繁に利用する層と、比較的少ない頻度で利用する層が存在していることがわかった。
今年の夏にバイクでのお出かけをした(または予定がある)人は全体の6割以上
「今年の夏はツーリング等、バイクでのおでかけを予定していますか」という質問では「でかける予定、またはすでにでかけた」と回答した人は全体の半数を超える61.9%だった。この夏にでかけたいという人はもちろん、本格的な夏の暑さが来る前に、すでにツーリングに出かけた人がいることがうかがえる。
夏に出かけたい都道府県は気候が涼しく快適な都道府県が上位に
次に「今年の夏、ツーリングにいきたい都道府県」をたずねる設問では、昨年に引き続き「長野県」(13.4%)が第1位に選ばれた。次いで北海道が第2位となっている。長野県は山岳地帯が多く、四季折々の美しい自然景観が楽しめるため、バイクツーリングには最適な場所であることも理由のひとつと考えられる。
加えて長野県や北海道は比較的涼しいため、夏のツーリング先として選ばれやすい傾向にあるのだろう。
熱さ対策はこまめな水分補給と長袖長ズボンの着用が定番
次にバイクに乗る時の暑さ対策を聞いたところ、最も多かった回答が「こまめな水分補給」 (59.7%)、次いで「長袖長ズボンの着用」 (50.7%)という結果になった。バイクでの移動は外気に直接晒されるため、水分補給と長袖長ズボン着用は定番の熱さ対策と言えよう。また、「涼しい時間帯にツーリングへ行く」(39.9%)や「涼しい地域にツーリングへ行く 」(34.0%)、「日陰の駐車場を利用する」(28.4%)などツーリング時の気温に関する対策をしている人も一定数いることがわかった。
バイクに関連する情報源はウェブサイトとYouTubeが多い傾向に
バイクに関連する情報源として活用しているものを問う調査では、約6割の人が「バイクやおでかけに関するウェブサイト」 (57.5%)を利用しており、次いで「バイクに関するYouTube動画」(41.0%)が活用されていた。
インターネットを利用した情報収集が主流である一方で「ツーリング仲間や家族からの口コミ」 (22.4%)も一定数挙げられており、信頼できる身近な人からの口コミやアドバイスは、具体的で実用的な情報源として重宝されていることが分かる。そのほか「X(旧Twitter)」(21.6%)、「Instagram」(17.5%)が挙げられていることから、リアルタイムでの情報共有が重要視されていることが推測される。
バイク移動での困りごとは駐車場の少なさ・混雑がトップに
最後にバイク移動での困りごとでは、8割以上の人が「目的地にバイク駐車場がない」 (84.0%)、「バイク駐車場が混雑していて停められないことがある」 (82.1%)と回答。多くのライダーにとってバイク駐車場不足は大きな課題となっていることが明らかとなった。
* 駐車場予約アプリ アキッパ調べ2024バイクユーザーアンケートまとめ
・バイクの利用目的は「ツーリング」(64.6%)での利用が最多
・バイクの利用頻度は「頻繁に利用する層」と「少ない頻度で利用する層」がいる
・この夏は「でかける予定、またはすでにでかけた」(61.9%)が6割以上
・この夏行きたい都道府県、第1位は「長野県」(13.4%)。自然景観や気候が涼しく快適な都道府県が上位に
・熱さ対策は半数以上の人が「こまめな水分補給」 (59.7%)と「長袖長ズボンの着用」 (50.7%)を実施
・バイク関連の情報源は「ウェブサイト」 (57.5%)と「YouTube動画」 (41.0%)が多い傾向に
・バイク移動での困りごとについて8割以上の人が「バイクの駐車場がない」 (84.0%)、「混雑」 (82.1%)と回答
そのほか、今回のアンケートでは「バイクあるある」も調査。夏場の調査ということもあり、「停車中のエンジンからの熱が上がってくる」や「フルメッシュジャケットを着用しても走行中は涼しいが、停車中はとても暑い」など暑さに関連した“あるある”のほか、「駅近でバイク置き場がない」、「都心は駐輪場があるが郊外は少ない」などバイクの駐車場に関する“あるある”も挙げられた。
駐車場のシェアリングサービス「アキッパ」では、バイク駐車場の困りごと解決のため全国各地に事前予約・事前決済ができるバイク駐車場を増やしている。「バイクが利用できる駐車場」のみに絞って駐車場検索をすることも可能で、今後もライダーの利便性向上を目指して取り組んでいくという。
調査概要
調査主体:akippa株式会社
調査方法:アンケート調査
エリア:全国
有効回答数:268
対象:過去に「オートバイ」を車種選択して駐車場を予約したユーザー
調査対象期間:2024年7月19日(金) 〜2024年7月25日(木)
情報提供元[ akippa ] ギャラリーへ (7枚)
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