本田技研工業とヤマハ発動機は、ホンダが既に販売している原付一種クラスのEV「EM1 e:」「BENLY e: I」をヤマハへOEM供給すると発表した。

原付一種のOEMは今後も継続!ヤマハ製EVはどうなる

今回ホンダ、ヤマハから発表されたのは、2023年にホンダから登場した原付一種のEV「EM1 e:(イーエムワン イー)」、ビジネス向けに販売されている「BENLY e: Ⅰ(ベンリィ イー ワン)」をベースとした日本市場向けモデルを、ヤマハへOEM供給することに合意したというもの。今後、両社間で契約締結に向けた検討を進めていくという。

ヤマハとホンダは原付一種について、強化される保安基準や排出ガス規制など法規制への対応、さらには電動化の推進などの課題解決に向け、2016年から協業を開始。「50cc原付スクーターのOEM供給」「次期50cc原付ビジネススクーターの共同開発・OEM供給」「原付一種クラスの電動二輪車普及に向けた協業」について検討を行い、2018年3月から50cc原付スクーターのヤマハへのOEM供給を行っている。

また、ヤマハ、ホンダに川崎重工業株式会社、スズキ株式会社を加えた4社は、2019年4月に日本国内における電動二輪車の普及を目的とした「電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム」を創設。電動二輪車普及の課題である、航続距離や充電時間への解決手法の一つとして、共通利用を目的とした交換式バッテリーとバッテリー交換システムの標準化検討を進め、2021年3月に標準化(共通仕様)に合意している。

こうした取り組みに続き、ヤマハとホンダは、日本で個人の移動とビジネスに活用されている原付一種において、引き続き多くのお客様のニーズに答える電動二輪車を提供していくために、共通仕様に適合した交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を動力用電源とするEM1 e:、BENLY e:Ⅰをベースとした車両のOEM供給に合意することとなった。

ヤマハの原付一種EVといえば、「E-Vino」がある。2015年から販売されているE-Vinoは、レトロなルックスやTV番組での活躍で人気を博しているが、こちらはHonda Mobile Power Pack e:の登場以前のモデル。EM-1e:と共通化する改良を受けられるのか、あるいはディスコンとなってしまうのかにも注目していきたい。

【速報】ホンダとヤマハが原付一種EVのOEM供給を発表!「EM1 e:」「BENLY e: I」がヤマハから登場へ ギャラリーへ (2枚)

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