半クラッチは熱膨張で繋がる位置が変わる!

ほんとんどのバイクは、エンジンのシリンダーよりちょっと後ろに丸い膨らみがある。これがクラッチ。
丸い膨らみの中には、エンジンのパワーを発生するクランクシャフトとを結ぶギヤが刻まれた、クラッチハウジングと呼ばれる大きな径の筒の中に、何枚ものフリクションプレート(画像は9枚)とこれも枚数が多いクラッチプレート(構造上フリクションプレートより1枚少ない)が交互に重なっていて、エンジンからの駆動を切ったり繋いだり、そして滑らせながら伝達するという仕事を担っている。

ご存じのように、エンジンは電気モーターのように停止した状態からチカラが出せない。アイドリングのようにまず吸気・圧縮・爆発・排気の行程を繰り返しながら回転した状態からでないと使えないからだ。
そこで回転しているエンジン出力を、止まっている車輪へ伝えるためにクラッチが必要になる。
自動車だとトルクコンバーターという、回転している扇風機を止まっている扇風機の近くに置くと回りはじめる原理を油圧を使って効率アップする構造を採用しているが、オートバイのエンジンにはそんなスペースもない。
さらにクラッチが滑らないよう接触面を大きくするとコンパクトなエンジンにできないため、このように複数の小径化に分散した構成としているのだ。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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