
次世代電動モビリティメーカーSMZは、2023年に開催されたジャパンモビリティショーに出展した世界最小の電動スクーター「Arma」の先行販売受付をクラウドファンディングサービス「Kickstarter」にて開始した。
プロジェクトページでの販売額は900$/1台~(2024年1月16日現在)。今後は2024年5月までにプロトタイプのテストを完了し、2024年10月までに出荷を予定している。
なお、販売地域はアメリカを中心としたグローバルを想定しており、日本国内での特定小型原付登録は対応を進めているものの、現時点での実現可能性は不透明。国内での使用を目的に購入する場合は注意が必要そうだ。
目次
メイドインジャパンの超コンパクトスクーター
Armaは、日常の移動を劇的に変えることを目的に設計された、世界最小・最軽量でA4サイズに折り畳める電動スクーター。その携帯性と使いやすさから、毎日の移動を変える可能性が期待されている。
主な特徴
- A4サイズの携帯性
世界最小の電動スクーターとして、A4サイズのフレームに高性能な移動性能を搭載 - シームレスなトランジション
数ステップで持ち運びモードから乗車モードに変更可能 - メイドインジャパン
日本のエンジニアがデザイン・設計した精密かつ精巧な日本製のプロダクト
スペック概要
・バッテリー:2時間でフル充電可能な交換式バッテリー
・スピードと走行距離:最高速度は24km/h、1回の充電で約11km走行可能
・重量と耐荷重:およそ4.5kgの重さで、最大100kgまでの耐荷重性
※現時点で「展開・折り畳みの簡略化」、「展開後の機体の大型化」、「安全性や操作性向上」のためデザインを一新する方針のため、折り畳み時のサイズなども若干変更になる可能性がある
価格(KICKSTARTER支援額とリワードの一部)
・Early Bird Special (30台限定): 900$ (日本円で約135,000円) - 1台
・Kickstarter Special (100台限定): 1,050$ (日本円で約158,000円) - 1台
・Stretch Goal Reveal (100台限定): 1,125$ (日本円で約170,000円) - 1台
・Buy One, Get the Second at Half Price (100台限定): 2,000$ (日本円で約300,000円) - 2台
・Buy Two, Get One Free (100台限定): 2,850$ (日本円で約429,000円) - 3台
製品化までのタイムライン
・2023年9-12月:デザインの最終化
・2024年1-5月:プロトタイプのテスト
・2024年6-7月:生産開始
・2024年8-10月:出荷予定
SMZ株式会社 代表取締役 清水正輝コメント
Armaの開発においては、多くの物理的な挑戦とコストの壁に直面しています。しかし、その全てを乗り越え、究極の携帯性を約束するリーズナブルかつ優れた製品をお届けすることに自信を持っています。私たちはただの移動手段を提供するだけではなく、毎日の移動をエキサイティングな旅に変える新しい体験を創造することを目指しています。皆様のご支援がこのユニークな電動スクーターを現実のものとするための鍵となります。日本の特定小型原付に対応したArma(日本モデル)の開発にも全力を注いでおります。日本を盛り上げるためにも、Arma(日本モデル)販売はぜひとも実現したいと奮闘しておりますので、日本のユーザー様からのご支援もお待ちしております。
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