
電動マイクロモビリティの開発・販売等を手掛けるHundredths(ハンドレッス)は、同社ブランド「ebesah(エベサー)」にて展開する公道走行も可能な特定小型原動機付自転車扱いの2輪電動バイク「ChatBike」と4輪電動カート「ChatKart」の予約を、10月4日より同社サイトにて開始した。
販売価格はChatBikeが222,000円で、ChatKartが278,000円。発送は2023年12月上旬より順次行われる予定だ。
また、10月26日(木)~11月5日(日)まで開催される「Japan Mobility Show」でのStartup Future Factoryエリアでの出展も決定。11月4日~5日の2日間、会場に両モデルが展示される。
目次
ChatBike/ChatKart(チャットモビリティ)の主な特徴
- どちらも座って乗るため、キックボードなどの立ち乗り電動モビリティよりも安定・安全な走りを望める
- 中央の部分が荷物入れになっているので、お出かけ先で購入したものを収納できる。また小型犬を乗せることもできる
- 前後にサスペンションを搭載しているので、ちょっとした凸凹道の道路も走破可能
- バッテリーを取り外せるので、家の中での充電可能(車体への直接充電もできる)
- パーツ交換により、原付一種やミニカーへの用途変更も想定(現状未対応)
こんな人におすすめ
- 運転に自信がなかったり、免許を返納して近所の移動に困っている人
→外に出る機会が増え、お友達との楽しいおしゃべりも - 高校生の子どもの送り迎えや車での通勤・通学をしている人
→時間の有効利用やガソリン代の節約に - 観光地や公共交通機関の乏しいエリアで事業を行っている人
→観光客や宿泊客の満足度アップ、従業員スタッフの交通費削減などに
主要諸元
- 販売価格:
ChatBike:222,000円(税込)
ChatKart:278,000円(税込) - 12月上旬より順次発送予定
特定小型原付について
特定小型原動機付自転車の基準(道路交通法施行規則第1条の2の2)
・最高速度:20km/h(6km/hモードの際は歩道走行)
・定格出力:0.6kW以下
・車体の大きさ:長さ1.9m以下、幅0.6m以下
・走行中に最高速度の設定を変更することができないこと。
・オートマチック・トランスミッション(AT)であること。
・最高速度表示灯(灯火が緑色で、点灯又は点滅するもの)が備えられていること。 等
運転者の年齢制限
・16歳以上であれば、免許証が無くても乗ることが可能
※16歳未満の者が特定小型原動機付自転車を運転することは禁止されている
走行場所
・車道を通行しなければならない
・自転車道も通行することができる
利用に当たって
・公道を走行するに当たっては、車両が道路運送車両の保安基準に適合し、ナンバープレートを取り付け、自賠責保険(共済)に加入しなければならない
・飲酒運転は禁止
・安全利用のために乗車用ヘルメットを着用すること
・保安基準への適合が必要(保安基準適合を確認したものには製造時に性能等確認済シールが貼られる)
■詳しくはこちら:https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/tokuteikogata.html
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