ナビタイムジャパンは、あいおいニッセイ同和損保と連携し実証実験を進めている「電動キックボード向けナビゲーションシステム」にて、2023年7月1日に施行された道路交通法の改正に対応し、特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)向けのルート検索機能を提供開始した。

ユーザー側での新たな設定は不要で、「電動キックボード向けナビゲーションシステム」内で目的地までのルート検索を行うと、自動で規制等を考慮したルート検索やナビゲーションが行われる。

道路交通法改正に対応した電動キックボードルート

「電動キックボード向けナビゲーションシステム」は、ナビタイムジャパンとあいおいニッセイ同和損保が連携し提供しているWebアプリで、電動キックボード向けに目的地検索、周辺のポート検索、ルート検索等の機能を提供している。

今回のアップデートでは、2023年7月1日に施行された改正道路交通法にて、一定の要件を満たす電動キックボードを含む電動小型モビリティについて「特定小型原動機付自転車」として車両区分が定められることに伴い、改正内容を考慮したルート検索に対応。

ユーザー側での新たな設定は不要で、「電動キックボード向けナビゲーションシステム」内で目的地までのルート検索を行うと、自動で規制等を考慮したルート検索やナビゲーションが行われる。

ナビタイムジャパンは今回の新機能について「経路探索の技術により規制等を考慮したルートを提供し、電動キックボードに慣れていない人でも安心して走行できるよう運転をサポートすることで、モビリティ社会・街づくりへの貢献を目指してまいります」とコメントしている。

7月1日に施行された道路交通法の改正により、特定小型原動機付自転車に該当する電動キックボードについては運転免許証が不要になるなど利用条件が変わり、新たな交通手段としてさらに利用者の増加が見込まれている。

具体的な対応内容

  • 特定小型原付が走行禁止の場所への対応
    典型例として大きな高架やアンダーパス、トンネルなど
  • 歩行者や自転車のみが通行可能な箇所への対応
    典型例として歩道橋のスロープなど*

*特例特定小型原付での走行もしくは押し歩きで通行することを想定

電動キックボード向けナビゲーションシステム

情報提供元[ ナビタイムジャパン ]

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