
回転計のレッドゾーンが16,000rpmからのバイクを買いました。サーキットまで運んでもらい、自分で乗ったら怖くて回せないので、憧れの高回転エンジンのサウンド聴きたくて、始動してレッドゾーンのギリまでギョーン・ギョーンと空吹かし。そしたらエンジン壊すと注意されました。レッドゾーン守ってるのに、そんなに脆いものなのですか?
A.エンジンが始動してすぐの冷えているとき、いきなり高回転まで回すとエンジンオイルが行き渡る前で、あちこちに引っ掻き傷をつくるかも知れません。それにレッドゾーン手前でも、空吹かしだと無負荷でレスポンスに勢いがあり、バルブがピストンに当るかも知れません。
エンジンが暖まってからスロットルを捻ろう!
レースシーンを観ていると、マシンのエンジン始動後にギャオン・ギャオンと高回転域でスロットルを開け閉めしてウォーミングアップしているように見えます。
でもその前に2,000rpmとか低い回転を一定にキープしたまま、エンジン全体が暖まるのを待っている時間があります。静かなので気がつきにくいですが、メカニックがシリンダーボディなどに手を当てて、暖まっていくのを確かめています。なぜそのようなもどかしい時間が必要なのでしょうか。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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