川崎重工 22年度決算「増収増益」に 二輪車などの事業、前年比340億円増益

川崎重工業株式会社は5月10日、2022年度の連結決算を発表し増収増益とした。売上収益は前期比15.0%増加で2247億円増収の1兆7256億0900万円、事業利益は同180.9%増加で549億円増益の852億9400万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同335.8%増加で424億円増益の550億円であった。

世界経済で各国の渡航規制の緩和、航空需要の増加、中国のゼロコロナ政策終了にともなう内需拡大などにより、堅調に推移した。国内でも新型コロナに関する各種規制が緩和され、サービス消費やインバウンドを中心に緩やかに回復。米国での金融機関の経営破綻から、一時は金融システムや実体経済への悪影響の懸念がったものの、その影響は比較的軽微にとどまっていつ説いている。

受注高が車両事業、二輪を含むパワースポーツ&エンジン事業などの増加により前年度を超えた。売上収益もパワースポーツ&エンジン事業、航空宇宙システム事業などが増収となったことで、全体でも前期比で増収となった。事業利益では精密機械・ロボット事業などでの減益はあったが、パワースポーツ&エンジン事業、航空宇宙システム事業、エネルギーソリューション&マリン事業での増益などにより、前期比で増益とした。親会社の所有者に帰属する当期利益は、為替差損益などの悪化はあったものの、事業利益の増益により増益となった。

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