
軽快だけど前輪にグリップ感がない、不安がつきまとうハンドリングの危うさ!
'80年代のバイクブームは、国産バイクだけでなくいわゆる"外車"、海外メーカーのバイクへ手を伸ばすライダーも徐々に増やしていた。当時の大型バイクは既に日本車が圧倒的優位で、スポーツバイクではトライアンフやBSAにノートンなど英国勢は消滅していて、ドゥカティとBMWがかろうじて残っている程度。
BMWは空冷ボクサーだけで一部のツーリングマニア向けとして捉えられていたので、スポーツライディングとなるとドゥカティのみ。'70年代後半にマイク・ヘイルウッドがマン島T.T.で優勝したマシンのベースとなった、ベベル駆動の旧態ビッグLツイン750SSが唯一日本製スーパースポーツに対抗していた。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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