福岡県白木原ベースで生まれたアメリカ文化とPOP吉村伝説にまつわる特別展「白木原ベースサイドストーリー」4/25より開催

2023年4月12日

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白木原ベース通りや西戸崎などでの市民との交流から育まれたアメリカ文化を紹介する特別展が、福岡県大野城市大野城心のふるさと館にて開催される。

この特別展には、雑餉隈にバイクショップを構えバイクレースに参加し、その技術の高さから米兵たちに「POP吉村」と親しまれた吉村秀雄氏独自の手技や貴重な車両も展示される。

会期は4月25日(火)～6月18日(日)で、観覧料は一般が300円、高校生以下は無料だ。

特別展「白木原ベースサイドストーリー～街のなかのアメリカ文化、そして POP吉村伝説の誕生～」情報

開催期間：令和5年4月25日(火)～令和5年6月18日(日)
開場時間：午前9時～午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日：月曜日(祝日の場合は翌平日)
会場：
大野城心のふるさと館（福岡県大野城市曙町3-8-3）
【有料エリア】 2階特設会場、 3階企画展示室、 3階ホワイエ
【無料エリア】 1階特設会場

観覧料：
一般300円(250円)、高校生以下無料
5月18日(木)は「国際博物館の日」記念で観覧料無料
※( )内はここふる友の会会員料金、20人以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証等を提示した場合、本人および手帳を提示した人の介護者1人は無料。
※心のふるさと館の入館料は無料
主催：大野城心のふるさと館大野城市大野城市教育委員会
共催：西日本新聞社
特別協力：株式会社ヨシムラジャパン、株式会社モリワキエンジニアリング、大野城市国際交流協会、福岡日米協会、志賀商工会

観覧特典としてペーパークラフトの配布も。ただし、在庫が無くなり次第配布終了となる。

白木原ベースイーストゲートから西鉄白木原駅までの通りにはアメリカ人向けの店が軒を連ねていた。当時の白木原ベース通りや米軍ハウスを再現し、地域住民と米兵たちとの交流を物語る資料などで紹介。

白木原ベース通り(昭和36年(1961)) 大野城市蔵

ファイアーキングプリムローズカップ&ソーサ池田満壽美氏蔵

二輪レース界で世界の巨大メーカーに挑み続けた町工場のおやじとして伝説となっている吉村秀雄氏。その始まりは、昭和29年(1954)に雑餉隈で吉村モータースを開業したことに始まる。市販のエンジンを高性能化させる技術を独自に編み出し、世界に挑んだ吉村氏の手技やバイクを紹介。

1983YOSHIMURA MORIWAKI GSX1000レーサー株式会社モリワキエンジニアリング蔵

YOSHIMURA SERT Motul 2021 SUZUKI GSX-R1000Rレーサー株式会社ヨシムラジャパン蔵

吉村秀雄氏直筆掛軸株式会社モリワキエンジニアリング蔵

吉村秀雄氏の工場を原寸大で再現。当時の工場の様子を体感できる。

両頭グラインダー株式会社ヨシムラジャパン蔵

米兵から「ポップ(おやじさん)」と呼ばれ、慕われた吉村秀雄(POP吉村)氏。彼独自の手技が生まれた背景とヨシムラの歴史について、「黎明」「激闘」「飛躍」をテーマに語る。

登壇者はヨシムラジャパン代表取締役の吉村不二雄氏、モリワキエンジニアリング代表取締役の森脇護氏、同専務取締役の森脇南海子氏。

日時：5月6日(土)午後2時～3時30分
会場：大野城心のふるさと館　ジョーホール
登壇者：
吉村不二雄氏（株式会社ヨシムラジャパン代表取締役）
森脇護氏（株式会社モリワキエンジニアリング代表取締役）※リモート出演
森脇南海子氏（株式会社モリワキエンジニアリング専務取締役）
モデレーター：赤司善彦（大野城心のふるさと館館長）
定員：100名（応募者多数の場合は抽選）
参加費：無料（別途本展観覧料が必要）
申込方法：
・FAX（092-558-2207）
・はがき
・申込フォーム
・心のふるさと館1階総合案内受付で直接申込み（受付は開館日の午前9時から午後7時まで）
必要事項
・参加イベント名
・氏名
・年齢（小中高生のみ学年まで）
・住所
・電話番号
（1口につき1人のみ、親子や兄弟であっても1人ずつの抽選となる）
申込期間：4月1日(土)～4月21日(金)