
1月「出荷台数」前年同月比5.6%の減(自工会調べ)小型二輪、大幅に減少
今年1月の251㏄以上の小型二輪車の出荷台数が大幅に減少した。小型二輪の減少は前月に続いて2ヵ月連続となる。国内の「新車出荷台数」(自工会=日本自動車工業会調べ)は、全体でも前年同月に比べ減少であった。原付二種のみがプラスにとどまった。
新車出荷台数は、メーカーの生産工場から出荷した台数で、50㏄以下の原付車から251㏄以上の小型二輪車までの、全クラスを通して一つの指標で流通台数が確認できる唯一のデータとして、オートバイ業界の関係者らが注目する重要な指標の一つとなっている。
1月の排気量全クラスの合計は、前年同月に比べ5.6%の減少で2万7448万台であった。前月の昨年12月の前年同月比7.8%減少に続いて連続の減少となる。
11月の排気量クラス別では、50㏄以下の「原付一種」は前年同月に比べ20.2%減少の7222台であった。月間で1万台割れは昨年1月の12ヵ月ぶりで、前年月割れは、昨年9月より5ヵ月連続となる。51~125㏄の「原付二種」の1月は前年同月比で37.7%の増加で1万1114台であった。1月での1万台超えは堅調な販売となる。
情報提供元 [ オートバイ流通新聞 ]
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