
ミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤは、ミシュランおよびBFグッドリッチブランドの国内市販用乗用車および二輪車タイヤのメーカー出荷価格を改定することを発表した。値上げ開始時期は23年5月1日(月)となる。
エネルギー価格上昇の影響甚大、ミシュラン以外のメーカーも引き上げ姿勢
日本ミシュランタイヤでは、生産性の向上や販売・物流コストの削減に努めてきたものの、原材料費や原油価格を始めとするそのほかエネルギー価格の上昇が製造費や輸送費に大きな影響を与えているという。これについて「自社の企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況」と判断し、今回の価格改定が決定された。
対象商品と値上げ率は下記の通り。
■対象商品:国内市販用タイヤ
・乗用車・ライトトラックタイヤ(夏・冬)
・二輪タイヤ
・クラシックタイヤ
・チューブ・フラップ
■値上げ率:4~7%(各タイヤカテゴリー平均)※商品により改定率が異なる
また、「オートバイ流通新聞」は2月13日、タイヤメーカー各社の値上げ動向について報じた。これによればブリヂストン、住友ゴム(ダンロップ)といった主要メーカー各社はそれぞれ4~8%程度、今春から価格引き上げを決定している。昨年初からの世界情勢変化による影響は、まだまだ収束の気配を見せない状態だ。
https://news.webike.net/bikenews/296580/
情報提供元[ 日本ミシュランタイヤ ]
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