栃木県警察本部は、同県警の交通機動隊にハーレーダビッドソン製「ストリートグライドスペシャル」、トライクの「トライグライドウルトラ」の配備を発表した。県内の有志による寄付で実現した「ハーレー白バイ」の登場は国内初となる。回転灯やサイレンを装備して本物の「ポリス仕様」となったこちらのマシンは、今後実際の取り締まりでも活用される予定だ。
改造含め1400万円相当!実際のパトロールにも活動
これまでもパトカーとして日産「GT-R」などを配備し話題となっていた栃木県警。今回は「ハーレー白バイ」の登場となったが、これらは県内の個人による寄贈によりるもの。「交通事故防止に役立ててほしい」という願いから、この日本初かつ日本最大排気量の白バイが実現した。
採用されたのは排気量1868ccのミルウォーキーエイト114を装備し、バットウィングフェアリングが印象的な「ストリートグライドスペシャル」と、同じくミルウォーキーエイト114を搭載しつつ、リア2輪で安定感と存在感を発揮するトライクの「トライグライドウルトラ」の2台。どちらもホワイトにペイントされ、回転灯やサイレン、速度計測器などの取り締まり用装備を備え、その調達費用、改造費用は1400万円に及んでいるとのこと。
2月13日(月)、栃木県警は同県庁前にて「ハーレー白バイ寄贈式」を開催。2台のハーレー白バイを披露し、交通機動隊への配備が発表された。今後はイベントへの展示といった広報業務から、実際の取り締まり・パトロールにも活躍予定となる。
情報提供元 [ 栃木県警察本部 ]
この記事にいいねする