
これから「愛生のアフリカ・エコレースへの道」と題し、定期的に記事をアップさせていただけることになりました。どうぞよろしくお願いします! 編集●佐藤旅宇
この連載では、「アフリカ・エコレース」(以下AER)出場の準備に奔走する私の様子をユルく(真面目過ぎても面白くないので)レポートしていくつもりです。
AERとは何ぞや?
まずはAERとは何ぞや?という人のために簡単にご説明しますね。
AER(AFRICA ECO RACE)は冒険レースの側面が色濃かった「パリ・ダカ(パリ-ダカール・ラリー」への回帰を謳い、2009 年から毎年開催されている国際ラリーです。ルートはモナコをスタートし、モロッコやモーリタニアを駆け抜けてセネガルのダカールの海岸でフィニッシュするという過酷なものです(総距離6000㎞以上!)。なぜ「エコ」かというと、自然との共存や持続可能性を意識して運営しているから。ラリーの収益は通過地域の環境改善などのために役立てられています。
私はオフロードバイクのスペシャリストではないですし、いまのところ海外ラリーの経験もないのですが、砂漠を走るライダーのカッコ良さに魅了され、無謀にも2024年大会への出場を目指しています。今回の記事では、自己紹介として私がバイクに乗り始めたきっかけから、これまでのバイクライフ、AERへ憧れを抱くようになった経緯を簡単に書きたいと思います。
ライダーになったきっかけは父の強引な勧め
いまでこそ大好きなバイクですが、乗り始めたきっかけは父の強引な勧めでした。18歳になって四輪免許を取ろうと思ったら、父から「二輪免許も一緒に取得するなら教習所などの費用をすべて出す」と言われたのです。何となく気が進まないまま教習所に通ったのですが、いざバイクに乗ってみると、私はその面白さにすっかり引き込まれました。
情報提供元 [ モーターファンバイクス ]
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