
バイクのジャンル分け、実はこれとても頭の痛いテーマです。各メーカーが好き勝手言っているだけで明確な規格があるわけではないので、同じ車種でも人によって分類が違ったりします。おそらく解説する人が十人いれば十通りの答えになるテーマですので異論はたくさんあると思いますが、今回はあくまでも私個人の初心者向け分類をご紹介してみようと思います。
初心者向けということで、教習車を基準に置き、ライディングポジションや操縦性の違いからざっくりとした分類をお話してみようと思います。
アンダーボーン
スーパーカブやスクーターなどシートの前方に空間があり、またがるのが容易なスタイルを持つのがアンダーボーンです。
シート前方のフレームが低い位置のみにあることからこう呼ばれます。またがりやすさを重視しているところからわかるように、手軽さに重点が置かれたジャンルです。手軽に近場を走り回るのに適していますので、バイクに接したことのない人の入り口としては最も適したジャンルでしょう。
反面、膝の間に燃料タンクやそれに類するものが無く体をバイクに固定しにくいため、バイクらしい体重移動、荷重移動を活用したライディングの楽しさを味わうことや、長距離を走ることには適していません。というか、そういう前提で設計されていませんので注意が必要です。
情報提供元 [ モトコネクト ]
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