
バイク業界の最新情報を発信する二輪車新聞から、2022年の排気量別販売台数(推計)ランキングが発表された! バイクブームの中様々なジャンルの新モデルが登場しつつ、新排出ガス規制により生産を終了するモデルも多数あった2022年。定番モデルが人気を集めたのか、はたまた意外なモデルが食い込んだのか、販売台数から人気をチェックしてみよう。今回は「401cc~(小型二輪・大型免許区分)」カテゴリーTOP10のモデルを紹介していきたい。
情報提供元 [ 二輪車新聞「2023年新年特別号」 ]
5位から1位のTOP5は次ページでチェック!
目次
【第10位】発売から即ランクイン! ヤマハ「YZF-R7 ABS」
1400台
2021年に発表されたYZF-R7は2022年に国内発売されたばかり。MT-07やテネレ700と同系統の並列2気筒エンジンを搭載し、シルエットはYZFシリーズ共通のデザインを持つ。ハイポテンシャルなミドルスポーツとして注目されているだけでなく、400台の台数限定で「WGP 60th Anniversary」カラーも発売された。モデルはケニー・ロバーツ搭乗のGPマシンで、ヘリテイジなストロボカラーが鮮やかだ。
【第9位】水冷という新たな個性が許容 ハーレーダビッドソン「スポーツスターS」
1547台
2021年発売のスポーツスターSは、従来のスポーツスターシリーズから全く異なるモデルに変貌した。シルエットはトラッカー的なスポーティーなものとなり、LED灯火にフル液晶メーターを採用。水冷化されたエンジンは同時期発売のアドベンチャー・パンアメリカシリーズと同系統のものだ。
【第8位】万能ミドルスポーツながらやや勢い減 ホンダ「CB650R/CBR650R」
1584台
2019年発売のネオレトロなネイキッドモデル・CB650Rと、フルカウルスポーツ・CBR650Rは同一系統エンジンを搭載する兄弟モデルで、いずれも各排気量帯でラインナップされている「CB-R」シリーズと「CBR-R」シリーズに共通するデザインを持つ。2021年は1995台を売り上げたが、昨年はやや数を下げた。
【第7位】空冷最終モデルが話題沸騰! ハーレーダビッドソン「1200カスタム/ロードスター/フォーティエイト」
1627台
7位には前スポーツスターシリーズがランクイン。トライディショナルな空冷モデルの人気は根強いものの、2021年には生産終了のアナウンスが。「ヨコハマホットロッドカスタムショー2021」では日本限定で1300台が販売される、ハーレー最後の空冷スポーツスター「フォーティーエイト ファイナルエディション」が発売された。2021年には1772台の実績で販売台数は微減したが、国内では入手困難の声もあり、欲しくても入手できないライダーも多かったことだろう。
【第6位】イメージ刷新の新モデルが着火剤 スズキ「GSX-S1000/GT/カタナ」
1658台
2022年にフルモデルチェンジ&バリエーション追加がなされたGSX-S1000は6位にランクイン。スタンダードモデルはモダンなストリートファイターに、GTは「mySpin」等の最新サポート装備を搭載するツアラーとしてラインナップされる。2019年から販売されていたカタナも、電子制御スロットルやクイックシフターを採用して最新水準へ強化されている。2021年の963台からは695台の大幅な躍進をみせた。
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