
バイク業界の最新情報を発信する二輪車新聞から、2022年の排気量別販売台数(推計)ランキングが発表された! バイクブームの中様々なジャンルの新モデルが登場しつつ、新排出ガス規制により生産を終了するモデルも多数あった2022年。定番モデルが人気を集めたのか、はたまた意外なモデルが食い込んだのか、販売台数から人気をチェックしてみよう。今回は「251cc~400cc(小型二輪・普通免許区分)」カテゴリーTOP10のモデルを紹介していきたい。
情報提供元 [ 二輪車新聞「2023年新年特別号」 ]
5位から1位のTOP5は次ページでチェック!
目次
【第10位】なんでもこなせるマルチユースの並列2気筒!ホンダ「400X/CBR400R(2019~)」
397台
10位の売り上げとなったのは、同じ並列2気筒エンジンを共有する400XとCBR400R。発売はどちらも2013年で、アドベンチャーライクなポジションと装備を持つ400Xと、フルカウルスポーツのCBR400Rとでキャラクターは大きく異なる。2019年のモデルチェンジで400Xはホイールサイズが19インチとなり、CBR400Rはハンドルポジションがダウン。さらにどちらにもアシスト&スリッパークラッチが採用されている。
【第9位】250ccクラスのライトウエイトが高評価 ヤマハ「YZF-R3 ABS/MT-03」
463台
YZF-RシリーズのYZF-R3は、排気量250ccのYZF-R25とほぼ同一サイズながらワンランク上のパワーが魅力のモデルだ。こちらも2015年の発売から度重なるマイナーチェンジで装備を更新、2019年モデルからは倒立フォーク・ラジアルタイヤの標準装備を果たした。2022年は大きなモデルチェンジを受けなかったものの、「WGP 60th Anniversary」限定カラーが発売されている。
【第8位】食い込んできたニューフェイス! ロイヤルエンフィールド「メテオ350」
557台
昨年までランキングに現れていなかったメーカー、ロイヤルエンフィールドから2022年は2車種がランクイン。8位につけたのはメテオ350だ。クルーザーらしい低いシルエットとオーソドックスなデザインを持ちつつ、新設計の349ccの空油冷単気筒エンジンを搭載。ABSやスマートフォン連携システムは標準装備している。国内発売は2022年からだが、ミドルクルーザーのラインナップが少ない今、高い人気を集めているようだ。
【第7位】リアルクラシックで人気急上昇 ロイヤルエンフィールド「クラシック350」
573台
世界最古のバイクメーカーであるロイヤルエンフィールドの象徴的モデル・クラシック350は往時のスタイリングをそのままに新型へモデルチェンジ。そのルーツは1948年にまでさかのぼることができ、ビンテージモデルらしいシングルシートや大型フェンダーが独特だ。しかし2022年国内発売モデルでは、メテオ350と同じ新設計エンジンを搭載。装備も現代的にアップデートが果たされた。
【第6位】 カワサキ「ニンジャ400/KRTエディション/Z400(2022)」
1235台
2014年発売のニンジャ400は、ニンジャ400Rの後継モデルとして人気のミドルスポーツだ。兄弟機にあたるネイキッド・Z400もダブルエントリー。6位にランクインしたのは発売したばかりの2022年モデルで、スペックは従来モデルから大きな変更はないものの新色が追加。さらにニンジャ400には2018年からラインナップされているKRT(カワサキ・レーシング・チーム)エディションも続投。現代のレーサーレプリカともいえるスポーティさがファンに好評だ。
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