
ツーリングに特化したユーザービリティを追求するナビタイムのアプリ「ツーリングサポーター(TOURING SUPPORTER)」が、発売予定のSHOEI「オプティクソン(OPTICSON)」に対応可能となった。ヘッドアップディスプレイ(HUD)搭載で話題のオプティクソンとの連携により、次世代のツーリングナビゲーションを実現できること間違いなしだ。
目的地到達推定時間、目的地残距離などをHUDに表示
ライダーのツーリング利用に適した、見やすい画面表示やルート共有などの機能を持つ「ツーリングサポーター」。既にバイクにも採用が始まった「Apple CarPlay」や「mySPIN」といった車載モニタとスマートフォンの連携システムでの利用を開始しており、バイクのハンドルボタンやタッチパネルによる安全で簡単な操作を可能にしている。またアプリ上でツーリングの計画やツーリングログ・カスタマイズ・メンテナンスの記録も可能で、タンデム規制や排気量を考慮した検索条件の設定、全国のおすすめツーリングロードの紹介といったライダーに嬉しい機能を多数搭載するのが特徴だ。
今回、新たに発表された連携サービスはSHOEI製HUD搭載ヘルメット「オプティクソン」だ。これは小型のHUDスクリーンを持つ新型ヘルメットで、2022年のモーターサイクルショーで展示されて話題となり、今月17日に販売を開始。「視界にナビゲーションが浮かび上る」ような、従来のナビ利用とは一線を画したインターフェースに注目が集まっているもの。
オプティクソンとツーリングサポーターの連携を行うことで、事前に設定したルートに従った右左折の指示や目的地までの残距離、経由地到着時間、交差点名称の表示といった計6パターンのナビ画面がHUDに写し出される。ツーリングサポーターは今後もさまざまなプラットフォームへの対応を進める方針を発表しており、ますますユーザーは増加していく見込みだ。なお、ツーリングサポーターの利用は基本無料で可能だが、オプティクソンへの連携は「プレミアムプラス」コース(月額800円(税込)、年額8,000円(税込))への登録が必要となる点に注意が必要だ。

ボッシュ「mySPIN」、アップル「Apple CarPlay」、アンドロイド「Android Auto」といった各社の車両連携システムに適合を発表しているツーリングサポーターが、新たにSHOEI「オプティクソン」に連携を可能とした。便利機能をスマートヘルメットでも体感できる。

右目部分にHUDディスプレイを搭載するオプティクソンは、新たなるスマートヘルメットのソリューションとして注目を集めている。発売は2022年12月17日、本体価格は13万7500円となり、現在はメーカー直轄店「SHOEI Gallery」で取り扱い中だ。
情報提供元 [ NAVITIME JAPAN ]
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