国土交通省は、ホンダからの「CB1300スーパーフォア」「CB1300スーパーボルドール」リコール届出情報を発表した。この情報の中にはいわゆる白バイ「CB1300P」も518台が対象として含まれており、サイレンや警告灯、無線機に不具合が発生する危険があるとして、ホンダは全車両の不具合対策を行う。

「発電機のショート」に加え「アース不良による緊急装備の動作不良」の不具合

「CB1300スーパーフォア」「CB1300スーパーボルドール」に発表されたリコールは、エンジン内部の発電機がショートする危険があるというもの。最悪の場合バッテリーが充電不足となり走行中にエンジンが停止する可能性があり、ホンダは2021年1月から2022年6月にかけて生産された2055台を対象としてパーツの交換などの対応を発表している。

 

 

この不具合にはいわゆる「白バイ」として全国の交通機動隊や交通課に採用されている、「CB1300P」も含まれる。CB1300の白バイ採用は2009年から開始されており、一般モデルとはサイレン・警告灯・無線機といった特殊装備をそなえるほか、専用のデジタルメーターやアップハンドル化、サイドボックス位置のための専用サイレンサーなどを採用する「緊急車両」だ。

CB1300Pでは先述の発電機ショートの可能性に加え、サイレンや警告灯のアース部分に塗料が付着している不具合も併発。アース不良によりこれらの緊急装置や車載無線が使用できなくなるおそれがあり、こちらも対策を進める予定だ。この不具合の対象となっているのは2020年12月から2021年12月までの1年間に生産された518台の車両で、これが起因となる事故は発生していないものの、実車両では6件の問題が発見されている。

 

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CB1300Pはベースモデルの持つ高いスポーツ走行性能や信頼性から、2009年より納入されている公用車両だ。外見でわかるサイレンやサイドボックス、無線機を装備するほか、専用液晶モニタや特殊セッティングのサスペンション、アップハンドル化といった、警察任務に特化した仕様となっている。

 

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今回不具合が報告されたのは、スタンダードモデルの発電機不良に加えて白バイ仕様に特有の装備の配線、アースナットだ。これによりサイレンや無線機といった白バイ必須の装備が作動しなくなるおそれがあるため、メーカー、警察には急ぎ対策を進めてほしいところだ。

 

リコール情報全文

リコールの届出について(ホンダ CB1300 SUPER FOUR 他)

情報提供元 [ 国土交通省 ]

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