
国土交通省は自動車登録手続きデジタル化の一環で、車検証の電子化を2023年1月4日から実施する。主に整備事業者向けのサービスで、事業所で車検証の有効期間を更新する仕組みを新たに導入し、運輸支局への出頭を不要とするシステムとなる。
バイクでは新規検査で300円、継続検査で100円の値上げに
電子車検証とは、ICタグを埋め込んだ車検証のことで、大きさは従来のA4サイズ(297×210mm)からA6相当(177.8×105mm)とほぼ1/4サイズに小型化。また、ICタグ採用に伴って厚紙に変更される。なお、ICタグ部分は折り曲げ不可となる。
また、車検証に記載される項目も電子車検証では変更を伴わない車両の基本情報のみに省略され、車検の有効期限や使用者などはICタグに記録されておりカードリーダーやスマートフォンで確認する。車検証閲覧アプリは2023年1月にリリース予定で車検証の内容だけでなく当該車両のリコール情報も知らせてくれる。
電子化により、従来の車検証に比べて利便性向上が見込める反面、車検手数料の値上げが10月28日に閣議決定された。2023年1月4日以降のバイク料金は以下の通り、( )内は現行料金。
自動車検査証の再交付 350円(300円)
新規検査 完成検査終了証の提出がある自動車 小型二輪1400円(1100円)
継続検査 保安基準適合証の提出がある自動車 小型二輪1200円(1100円)
手数料の法令改正に際しては「車検証の電子化によって事務作業の効率化や諸経費の削減が見込まれることから手数料を引き下げるべきではないか」という意見も寄せられたが、国交省は、「システムの開発、運用経費等の必要経費が生じているため」と答えている。

電子車検証は従来の1/4ほどの大きさになるのはバイクにはありがたいが、右端のICタグ部分は折り曲げ不可なのでスペースの狭い車両は気を遣いそうだ。なお、電子車検証になっても従来通り携行義務がある。
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「小さくなっても折り曲げ不可」だと、バイク乗りには何のメリットも無い。
それで「手数料値上げ」とかって「国民をナメすぎ」だろう。
岸田政権は「国民に不利益」ばかり。「株式会社の社長」なら、株主総会でとっくにクビのレベルだぞ。
車検証の電子化については2018年から検討会が開かれていたので岸田内閣関係ないね。
なんでもキシダガーって思っちゃう人、賛同しちゃう人、揃って頭悪そうだな。
こういう自分達しか得しない事は超スピードで決まる(笑)
もう車両に直接電子タグ埋め込んでくれよ
2年に一度、100円なら妥当かな?それより財務省が自賠責から借りパクした6000億円!!
あとバイクとは関係ないけど財務省陰謀のインボイス制度!!これは絶対に許せん!!
小さくなってアプリでも見れるんなら別に悪いことはない。
ただアプリで見れる状態なら携行しなくてもいい様に出来たら
あるいは携行してないとダメだけど警察とかにアプリで確認できたらお目こぼししてもらえる
ぐらいの対応はしてもらえると便利ですね。