
11月17日、トヨタ自動車の豊田章男社長が会長を務める日本自動車工業会(自工会)が定例の会見を開き、政府の税制調査会で検討された「走行距離課税(道路利用税)」について記者からの質問に答えた。自工会としては「断固反対」の姿勢を強く示した。
豊田会長「世界一高い自動車税を軽減して下さいと申し上げている」
まず、通称「道路利用税」呼ばれる走行距離課税は、10月26日に実施された政府の税制調査会で提案されたもので、財務省は2023年度の税制改正で、走行距離に応じた課税の検討を将来に向けた課題として議論を進めたい考えを示している。
この背景にあるのは、自動車関連税の税収が減り続けていることにあり、燃費向上や将来的なEVの普及などによるガソリン税の減収、排ガスや燃費性能に優れた車両を優遇する自動車税の軽減措置などによる減収を補填する案として浮上してきた形だ。
こういった動きに対して、自工会の豊田会長は「世界一高い自動車税を軽減して下さいとずっと申し上げております。自動車ユーザー、バイクユーザー、軽自動車ユーザーも国民ですよという事も申し上げております」と、まず基本姿勢を強調。
「ただ減らすことだけを要望している訳ではございません。日本という国を一体どういう風にもっていきたいのかと。そのために自動車関係諸税で集めた税金をどう活用していくんだという議論をお願いしたい」と2023年の税制改正に対して、抜本的な見直しを迫った。
自動車工業会「走行距離課税の導入に断固反対」
さらに、豊田会長の発言を補足する形で日本自動車工業会の永塚誠一氏は、「走行距離課税というものが政府税調で検討されているとの報道も見ておりますが、私どもとしては大変問題があると考えております。
現在は政策的にEVやFCV(燃料電池車)などの電動車の普及促進を図る時期にあると考えていますが、走行距離に応じて課税を導入するという考え方は、電動車の普及にブレーキをかけてしまうものであるということが1点目。
2点目は地方にお住まいの方々、物流事業者の方々など、移動距離の多い方々の税負担が増えることも大きな課題だと考えています。日々移動する度にその距離で課税されてしまうというような税制は、到底理解を得られないと考えております。
こうした課題に向き合わずに国民的議論もないまま拙速に走行距離課税といった措置を導入することに対しては断固反対したいと考えております」と、強い言葉で反対を表明した。
電動化による燃料税収の減収分を取れるところから取るといった性質の走行距離課税は、カーボンニュートラルを目指す国家的な大目標にブレーキをかける訳で、豊田会長の言う「日本という国を一体どういう風にもっていきたいのか」という骨太で抜本的な見直しが欠かせないだろう。また、走行距離課税はライダーも無関係ではいられないはず。今後の動向を注視していきたい。
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取る事ばかり考えて減らす事を検討しない
こんな政府のままだと日本の工業産業はどんどん衰退していく
そうでなくてもガソリン税に消費税の二重取り
更に走行距離課税なんてしたら流通業迄衰退する可能性もある
岸田はエセ自民党員、二階と同類 売国奴。
走行税?取れるところから取るという考えかたはいい加減に卒業したら!と思いませんか?国民のみなさん!電気自動車はガソリンを消費しないので、税金を取れない、だから走行距離に課税する?ガソリン税は課税されてる上に消費税も課税されて二重取りになってるんですよ。おかしくないですか?
自民党は月100万円もらえる「文書通信交通滞在費」の使用内訳を内緒にしてるんですよ。月100万円の「おこずかい」感覚で使ってるんですよ、そりゃ、温泉に通ったり、料亭通いに使い放題ですよね?議員が好き放題していて、国民に税金を押し付けるっておかしくないですか?国防費も日本の安全の名のもとに課税されようとしてるんですよ。国会議員が税金の無駄使いを止めて、それでも歳費が足りないので増税をお願いします、なら国民もかんがえますけどね。電気自動車も推薦してますけど、地方では軽トラがなくては充電ステーションなんていきわたらないので死にます。生きていきません。諸外国に良い顔をして、国民をないがしろにしてますよね?国民のみなさん、そろそろ怒ってもイイですよ!
自賠責保険も任意保険に統一して欲しい、
車とバイク、維持費かかりすぎ。
さらなる課税はやめてください。
電動車にしない人は単なる課税
政治家や役人よりトヨタの社長の方が余程日本の事考えとるがな。
もう国民みんなバイクや車保有放棄するか? そうなったらどこから税金とるのかね 走ってナンボのものから走る事をためらうような政策をしたら将来日本のためにならんよ 政治家はよく考えよ
大大大大大反対!!増税しかしない財務省いい加減にしろ!!
走行距離課税の導入に断固反対」を表明、「世界一高い自動車税」に抜本的な見直しを
これに反対する理由がない
国民負けなんです
諦めましょましょう
諦めることも大事なんです
↑は?
諦めたら死ぬかもしれないんですけどね。
最重要なのは主権者国民とりわけライダードライバーの意見ですよ。
財務省は公務員なんだからライダーのおかげでお飯食べていられる公僕なんです。権力あるからと勘違いしてはいけない。国民のために尽くしなさい。
数百年前、織田信長は国を繁栄させるために、楽市楽座、関所の廃止を行った。楽市楽座は、時の既得権益を廃止し、商売の自由を保障したこと。そして関所の配置は、物流を活発化させるため、通行税を取る関所をなくしたこと。これによって国の経済力は大いに発展し、国力は大きくなった。。
通行に対する税金は国の経済の↓、国力の↓なのではないでしょうか??