ヤマハは、電動スクーター「E01」のリース実証事件第2期の実施予定を発表した。これからのカーボンニュートラル時代に向けたEVモデルをリースにより手軽に体感し、実生活での使い勝手を確認できる公開実験だ。この実験には個人の参加も可能で、受付期間は2022年11月18日から11年27日。全国のYSPにて取次を行う。リース台数は100台、料金は月額20,000円で、期間は車両受取日から3か月間となる。

実証実験モデル「E01(イーゼロワン)」第1回リースは定数25倍の応募も

実証実験用電動スクーター「E01(イーゼロワン)」は2022年東京モーターサイクルショーで発表されたEVスクーター。一般販売は現在されておらず、リースによるテストによって様々な環境やユーザーの使い方をのデータを収集するモデルだ。出力は原付二種相当の8.1kW(定格0.98kW)/11PS、最高速度は100km/hで航続距離は104kmと発表されている。

第1回の実証実験は7月から3か月間行われたが、募集台数100台に対して25倍以上の応募が殺到。ユーザーの大きな注目を集めていることと、第1回とは異なる季節での実証を行う必要があることから、第2回のリース実証実験参加者が募集される。応募は一般個人でも可能で、参加には満20歳以上であること、小型二輪以上の運転免許を保有することが大きな条件となる。また、リースを3か月継続することも求められる。

受付は2022年11月18日から11月27日、実証実験の開始は2023年2月1日から2月28日までの引き渡し日より3か月間。実施には北海道を除く全国のYSP(ヤマハスポーツバイク専門店)が貸し出し窓口となる。

64226_0001-thumb-4000x2993-244458

一般ライダーでも参加できるEVリース実証実験。通勤やツーリングに先端EVを試してみる絶好の機会といえる。バッテリーの脱着は不可のため、電源を駐車スペースに確保できるユーザーが便利だろう。

実験概要

受取期間:2023年2月1日~2月28日
利用期間:車両受取日から3カ月間※YSP青森、YSP八戸、YSP福島、YSP長野中央、YSP富山の5店舗で貸出を希望されるお客様は、降雪を考慮し、最長で2023年3月31日(金)まで車両の受取を延期可能とします。 車両:E01(イーゼロワン)
実施エリア:北海道を除く全国各地
貸出窓口:全国のYSP(ヤマハスポーツバイク専門店)※YSP札幌西、YSP旭川、YSP帯広は貸出対象外。 リース台数:100台
リース料:月額20,000円(税込み)

■実証実験への応募について

応募期間:2022年11月18日(金)~11月27日(日)
参加条件:満20歳以上、小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上の二輪免許保有、応募者名義のクレジットカード保有、3カ月間の継続利用、利用開始後のアンケートへの回答
実証実験の詳細および応募ホームページ:https://e01lease.yamaha-motor.co.jp/topnew window

E01主要諸元

車名 E01
乗車定員 2名
必要免許 小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上
全長 (mm) 1930
全幅 (mm) 740
全高 (mm) 1230
シート高 (mm) 755
重量 (kg) 158(バッテリー装着)
定格出力(kW) 0.98
最高出力(kW/rpm) 8.1/5000
最大トルク(Nm/rpm) 30/1950
原動機種類 交流同期電動機
バッテリー種類/型式 リチウムイオン電池/ESB5
1充電走行距離 104km(60km/h低地走行テスト値)
充電時間 約1時間(急速充電)※/約5時間(普通充電)/約14時間(ポータル充電)
※残量0%→90%の充電時間です。バッテリー保護のため、残量90%で充電が停止します。

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

この記事にいいねする


コメントを残す