
バイク買取り分野においてパイオニア的存在である『バイク王』。不要になった車両を簡単に、しかも高値で買取りしてくれるというとても頼れる存在だ。そのバイク王が行っているのは、実は買取りだけに収まらない。ここではバイク王の持つ高い整備力に迫る!
太っ腹なバイク王がホーネット250をプレゼント
バイクの買取りブランドとして広く知られているバイク王。実は買取りを行っているだけではなく、店舗での販売も行っている。しかも、ただ右から左へと回しているのではなく、しっかりとした整備力を備えたスタッフが在籍し、各車両に合った仕上げを丁寧に行っていることはあまり知られていない。
毎年、日本各地に点在するバイク王の各エリアから選抜チームによって、レストアカスタムコンテストが行われている。各チーム腕を振るって車両を仕上げ、社内だけでなくメディアなどの投票によって整備力が競われるのだが、昨年の開催時、横浜テクニカチームが仕立て参戦したホーネット250をフューチャーし、その技術の高さを紹介したいと思う。
そもそも何年も放置されていたホーネット250がベースとなった。経年劣化が激しい車両で、エンジンの不動や錆だけでなく、固着や破損も見られるものだった。エンジンから足回りまで一度全部バラバラの状態にして、一つひとつのパーツを徹底的に仕上げていった。
完成したホーネット250は、新車以上とも言えるほど快調な状態とされているだけでなく、デイトナレースで活躍したCBを彷彿させるカラーへとリペイントされた。実車を見ると細部までしっかりと手が入れられていることが伝わってくる。
買取りのイメージが先行しているバイク王だが、実はバイクを再生し流通させるというサステナブルな取り組みをしていたのである。そしてなんと、このホーネット250をプレゼントするという太っ腹なCMキャンペーンが行われたのだ!
Before
ワイドサイズのリアタイヤやアップマフラーなど、今見ても新鮮なデザインのホーネット250だが、この車両は程度が悪く、レストアコンテストのベースに選ばれた。
何年も放置されていた車両は、キャリパーが張り付いて固着していることも多く、オーバーホールが基本メニューとなる。アルミ錆もかなり出ていることが分かる。
80~90年代に人気を博したCBR250RR系の水冷4気筒エンジンを搭載。扱いやすくなおかつパワフル。しかしベース車両は錆やクモの巣などが見受けられる。
転倒などのアクシデントでレバーが破損してしまうということは、多くのライダーが一度は経験することだと思うが、この短さでは操作は困難なことだろう。
Restre
エンジンも足まわりも徹底的に分解し、整備、調整が行われた。エンジンは腰上だけでなく、クランクシャフトに至るまで手が加えられている。
シリンダーヘッドのポート加工も行われている。すべてに手が入れられ組み上がった車両は、新車同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮するだろう。
After
レストアカスタムされて蘇ったホーネット250。エンジン、フレーム、ホイール、そしてボディすべてリペイントされた。もちろん走りも絶好調だ。このホーネット250はバイク王のCMにも抜擢され、なんとプレゼントするというキャンペーンも行われた。当選した幸運の持ち主は!?
東京モーターサイクルショーにてホーネット250の贈呈式が行われた!
当選したのは横浜の大島さん!おめでとうございます!
CMのバイクプレゼントキャンペーンの当選者への贈呈式が、東京モーターサイクルショーの会場にて開かれた。当選の大島さんは以前から兄が所有していたホーネット250に深いあこがれを抱いていたという43歳のリターンライダー。海岸線などをツーリングしたいと語ってくれた。
情報提供元 [ バイク王 ]
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