
カワサキは、11月23日からイタリアのミラノで開催のEICMAにて、2022年の新型となるNinja H2 SX、Ninja H2 SX SE、VERSYS650(ヴェルシス650)を発表。日本では各モデルとも2022年初夏に導入予定であることをアナウンスした。
目次
新型H2 SX / SEは前後にレーダーセンサーを搭載
スーパーチャージャーを搭載したスポーツツアラーのNinja H2 SXとその上級仕様であるNinja H2 SX SEが、モデルチェンジした。まず従来のSX、SE、SE+は、SXとSEの2タイプに絞られ、SX=スタンダード、SE=電子制御サスペンション付きに改められた。
そして、SX、SEともにボッシュ製のレーダーセンサーを装備し、アダプティブクルーズコントロール(ACC)や死角検知(BSD=Blind Spot Detection)、衝突予知警報(FCW=Forward Collision Warning)の機能を獲得したのが大きな話題となる。中でもACCは、前方の車両に自動で追従してくれるので、ツーリングで大いに役立つ機能として注目されている。
また、同じくボッシュ製のmySPINを基礎とするKawasaki SPINも採用し、6.5インチカラー液晶メーターにナビゲーションや音楽のプレイリスなどを表示できるようになっている。Kawasaki SPINはスマートフォンとメーターをブルートゥースで接続し、ハンドル部分のスイッチで操作できることから、より快適なツーリングが可能となる。日本での発売時期は2022年初夏を予定している。
2022年型Ninja H2 SX/SE欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2175×790×1260mm
・ホイールベース:1480mm
・シート高:835mm
・車重:266/267kg
・エジンン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 998cc
・最高出力:200PS/11000rpm
・最大トルク:14.0kg-m/8500rpm
・燃料タンク容量:19L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=190/55ZR17
ヴェルシス650が新しいアッパーカウルを搭載して国内復活
2015年型以降進化が止まっていたヴェルシス650が、新型にモデルチェンジした。エンジンは、現行のNinja650やZ650とは異なる従来型を継承した水冷並列2気筒649ccで、新たに2段階に調整可能なトラクションコントロールを採用している。
新しいアッパーカウルはLEDヘッドライトを装備し、スクリーンはワンタッチで高さ調整ができるようになった。また、メーターはカラー液晶に進化し、ライディオロジーAPPにも対応。着実なアップデートを果たし、日本では2022年初夏の発売を予定している。
2022年型VERSYS650欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2165×840×1420-1360mm
・ホイールベース:1415mm
・シート高:845mm
・車重:219kg
・エジンン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 649cc
・最高出力:67PS/8500rpm
・最大トルク:6.2kg-m/7000rpm
・燃料タンク容量:21L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=160/60ZR17
【ウェビック バイク選び】
■【ニンジャ H2 SX】の新車・中古車を見る
■【ニンジャ H2 SX SE】の新車・中古車を見る
■【ヴェルシス 650】の新車・中古車を見る
この記事にいいねする