ブリヂストンは、モトクロス用タイヤブランド「BATTLECROSS」の新商品、「BATTLECROSS X31」を2022年2月1日より発売する。発売サイズは6サイズで展開する。

「BATTLECROSS」は、長年のモトクロスレースで培った経験と技術を活かし、オフロードにおけるグリップとトラクション性能の向上を追求した、ブリヂストンのモトクロス用タイヤブランド。今回発売する新商品「BATTLECROSS X31」は、ミディアム~ソフト路面における高い走破性を実現した。

従来品の「BATTLECROSS X30」ではリアタイヤのみに採用していた、接地性確保のための「Castle Block」をフロントタイヤにも採用することで、グリップを向上している。また、柔らかい土壌では、タイヤは大きく土の中に沈み込み、ブロック周辺の溝部分も土壌に接触する。そこで、フロント・リアタイヤの溝底にバンカー(トレッド部のくぼみ)を配置することで、溝底が土壌に接触した際にバンカーのエッジ部が土壌に食い込み、ミディアム~ソフト路面での高い走破性を発揮する。
さらに、バンカーによりトレッド面の剛性が下がり、周囲のブロックが路面に追従しやすくなることで、接地安定性も向上する。

「BATTLECROSS X31」採用技術と商品の特長

(1)搭載技術

(2)「Castle Block」(キャッスルブロック):凸ブロック
硬い土壌の上に土が浮いたような路面やレースインターバルの散水直後の路面は非常に滑りやすくなります。「Castle Block」は、通常のブロック表面から一段飛び出たブロックを配置することで、ブロック内のエッジ成分を増加させ、滑りやすい路面に対して接地圧を高めます。それにより高いグリップとトラクション性能を実現しています。

(3)バンカー(トレッド部のくぼみ)
柔らかい土壌では、タイヤは大きく土の中に沈み込み、ブロック周辺の溝部分も土壌に接触します。溝底から更に大きくえぐったような形の溝(バンカー)を作り、溝底が土壌に接触した際にバンカーのエッジ部が土壌に食い込み、グリップやトラクションを向上します。さらに、バンカーによりトレッド面の剛性が下がり、周囲のブロックが路面に追従しやすくなることで、接地安定性が向上します。

3.発売サイズ
■FRONT
80/100-21 51M TT (NHS)
90/100-21 57M TT (NHS)

■REAR
110/90-19 62M TT (NHS)
120/80-19 63M TT (NHS)
110/100-18 64M TT (NHS)
100/90-19 57M TT (NHS)

※NHS:Not for Highway Serviceの略。当該タイヤはレース専用タイヤとして開発したスペックです。公道では使用できません。

情報提供元 [ ブリヂストン ]

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