【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

「北軽オフロードざんまい!」は、自然豊かなライダーの聖地「北軽井沢」で思い切りオフロード遊びを楽しもう、がコンセプトの地元オフロード愛好者を中心とした手作りイベントだ。発起人は2輪ジャーナリストでWebikeニュース編集長のケニー佐川(佐川健太郎)。オフロード初心者や初級レベルが対象で、自然の中でまったりとユルく楽しめるイベントになっているのが特徴だ。

撮影:齋藤 真奈(Mana Saitoh)

イベントは2DAYS! 初日は特設コースでオフロードを楽しむ

1日目は特設コースでのオフロード走行。北軽のライダーが集まるペンションとしても有名な「花闊歩」(オーナーの岡村さんご夫妻もライダー)に集合して簡単なオフロード走行のレクチャーの後、今回のために用意された特設コースに移動。

まずは草原のフラットダートで加速、減速、ターンなどの基本に慣れてから本コースへと移動。実は前日までの台風の影響で、ぬかるんだアプローチが一番の難所に! マットを敷き詰めるなど急場をしのぎつつスタッフのフルサポートにより全員がクリアすると、アドベンチャー感満載の素晴らしいコースが目の前に広がった。

▲まずは花闊歩の駐車場でスタンディングポジションのレクチャー。

▲そしてフラットダートで基本練習。

▲いざ、北軽のオフロード仲間と作り上げた特設コースへ!

自然の起伏を利用したワイルドなコースは走り応え十分で、初級、中級、上級などレベルによって難易度もアップするレイアウトを設定。今回は女性ライダーの参加者も多く、オフロード走行が初めてという方も半数近くいたが、スタッフからの丁寧なアドバイスと先導により安心して土の感触を楽しんでいた。

地元名物の鳥弁ランチで空腹を満たしたら、午後はクラスに分けてフリー走行。参加モデルもセローやCRF250Lのようなトレールバイクやアフリカツイン、BMWのGSのようなビッグアドベンチャーの他、クロスオーバーモデルやグロムまでバラエティに富んでいて、中には「コース外」の難所にあえて挑む猛者もいるなど、皆さん自然の中のコースを自由気ままに楽しむ雰囲気が印象的だった。最初は緊張でこわばっていた表情が、最後は全員笑顔に。思い切りオフロードを楽しんでいい汗をかいた幸せな爽快感が残った。

▲このGSのライダーは女性!

▲クロスオーバーツアラーでもオフロードを楽しめる。

▲サポートがあるので安心して難所にもトライできる!

▲オフロードイベントにも関わらず女性も多数参加!

二日目は北軽の林道を30km走りまくり、雄大な景色も満喫!

2日目は林道ツアーを開催。「花闊歩」をベースに宿泊組と当日参加組が合流して、ケニー佐川先導によるアドベンチャーなツーリングがスタート。北軽の雄大な景色を満喫しつつ、ワインディングや約30kmの林道区間を含むスペシャルなルートを完走。都会ではけっして味わえない大自然のパノラマを楽しんだ。

▲ケニー佐川がKTM890アドベンチャーRで先導。

▲北軽と言えば浅間山で一休み。

参加者からは、前日のコース走行でダートに慣れているせいか「初めての林道を不安なく楽しめた」という声も多く聞かれた。スタッフのサポートも行き届いていて、終始リラックスしたアットホームな雰囲気の中で気持ち良くオフロードざんまいできたと思う。
まさに大人のプチ冒険旅行を満喫した2日間だった。

▲ケニー佐川厳選の極上ダートを30kmつなげたコースを満喫!

▲次回は来春に「第2回 北軽オフロードざんまい!」を計画中とのことなので期待したい。

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