
■大会名:2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦 スーパーバイクレースin 九州
■開催日:2021年9月18日(土)・9月19日(日)
■開催場所:大分県 オートポリスサーキット
■ライダー/レース結果
・ST600クラス #8 阿部恵斗
予選3番手 決勝2位
総合ランキング5位
レースレポート
文:佐藤洋美
日本ロードレース選手権第7戦(最終)は大分県オートポリスサーキットで開催されました。金曜日の練習走行は、台風の影響で不順な天候となり、午後の走行中止のアナウンスがされました。ST600は、午前、午後の走行が行われました。午前はセミウェット路面の難しいコンデションながら、阿部は1分56秒397でトップタイムとなります。午後はウェット路面となります。そこでも阿部は速さを示しトップタイムとなる2分02秒625を記録します。
予選は、天気が回復しドライコンデションのアタックとなり3番手タイムとなる1分58秒480を記録し、阿部はフロントローに並びます。決勝は晴天となり、青空が広がります。朝のウォームアップで阿部は11番手。
決勝は予選通過した35台のマシンが一斉にスタート、阿部はトップ争いの集団に加わり激しいバトルを展開します。終盤には、阿部と埜口の一騎打ちの2番手争いとなり、最終ラップに前に出た阿部が2位でフィニッシュ。自己最高位を更新し、ランキング5位でシーズンを終えました。
阿部恵斗
■MFJ 全日本ロードレース選手権 第7戦 ST600クラス
予選3番手 決勝2位 Best Time:1'53.815
阿部恵斗コメント
レースウィークは、ドライコンデションで走る機会が少なく、決勝は気温、路面温度が上がってドライコンデションとなりタイヤに厳しい戦いになると考えていました。そこで、後半の強さを見せたいとグリッドに着きました。
考えていた以上に争いの集団が大きく、そこを抜けてトップに迫ることが出来なくて勝てなかったことはとても悔しいです。序盤から、もっと、積極的に前に出ることが出来たら小山選手に追いつけたと思うと、また、悔しくなります。
最後は、2位争いになり埜口選手の走りを見て、第2ヘアピンでアタックして、それが上手く行き作戦通りに走ることが出来たことで前に出てチェッカーを受けることが出来ました。
阿部光雄監督コメント
前戦の岡山、そして最終戦のオートポリスと連続表彰台に登りシーズンを占め括れたことは良かったと思います。
阿部は9年間、チームノリックに在籍してくれました。本当は昨年限りで卒業の予定でしたが、期間を延長して今季まで一緒に戦うことにしました。
岡山国際で、もう来年の契約はないと通達しました。そこから本来の速さを示して結果を残してくれました。環境を変えることで、更に成長してほしいという思いがあります。
Webike チームノリックヤマハは、来季は新たな体制で参戦することになります。また、体制が決まりましたら発表させて頂きます
photo by Ishizaki Nobuki, Komai Toshiyuki
情報提供元 [ Webike Motosport ]
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